■ 2010年度 大会・シンポジウム案内
|
日本動物学会中部支部大会へのお誘い(第1回案内) 本年度の中部支部大会は7月24日(土)と25日(日)に岐阜大学(岐阜市)で行います。岐阜市は名古屋からJRの快速電車で20分とアクセスもよく、学会期間中の夜、岐阜市内を流れる長良川では宮内庁式部職鵜匠による古式ゆかしい鵜飼が行われています。
1日目にはCOP10の年にちなんで「生物多様性を生み出す多様なしくみ」と題した公開シンポジウムを予定しています。分子生態学、ゲノム科学、集団遺伝学、比較発生学などの切り口から、生物の多様化を進めてきた要因について考えたいと思います。
2日目の一般講演は参加者の幅広い情報交換につながるよう、口頭発表のみとしました。高校生、学校の先生、非会員の方の発表も歓迎いたします。会員の皆様のお知り合いをぜひ発表にお誘いください。研究途上の多少不完全なものでも構いません。なお、学生(学部学生、大学院生)の優秀発表には表彰を予定しています。また、高校生の優秀発表には奨励賞を差し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。 平成22年5月25日 中部支部大会(岐阜)準備委員会 岩澤 淳、古屋康則、山本謙也、吉崎範夫
日時:平成22年7月24日(土)、25日(日)
会場:岐阜大学応用生物科学部(〒501−1193 岐阜市柳戸1−1)101多目的ホール JR岐阜駅前(中央北口)3番のりば、または名鉄岐阜駅前5番のりばから岐阜バス 「C70(岐阜大学・病院線)」で約30分「岐阜大学」下車 片道310円 お車でお越しの方は大学構内の駐車場が利用できます。
大学へのアクセス http://www.gifu-u.ac.jp/view.rbz?cd=393 バス時刻表(土日ダイヤをご覧ください) http://www.gifubus.co.jp/noriai/nori/jikoku/kakigase/gidai.pdf 大学構内案内図 http://www.gifu-u.ac.jp/view.rbz?cd=1360 岐阜市の観光情報(鵜飼の案内もあります) http://www.gifucvb.or.jp/ 昆虫に興味ある方に(名和昆虫博物館) http://www.nawakon.jp/ お車でお越しの方に(岐阜県世界淡水魚園水族館) http://aquatotto.com/
プログラム: (演題一覧はこのページの最後に掲載)
7月24日(土) 13:00〜受付 13:50〜14:00 開会式、支部長挨拶 14:00〜17:30 公開シンポジウム「生物の多様性を生み出す多様なしくみ」 18:00〜19:30 懇親会
7月25日(日) 09:00〜11:45 一般講演* (演題一覧はこのページの最後に掲載) 12:00〜13:00 支部会議 13:00〜15:00 一般講演* (演題一覧はこのページの最後に掲載) 15:00〜15:10 表彰式、閉会式
*一般講演は口頭発表のみで、発表12分+質疑応答3分です。
参加費:シンポジウム無料、一般講演1,000円、懇親会2,000円 当日、受付でお支払いください。 学生は懇親会のみ有料、高校生はいずれも無料です。
参加・演題申込方法:第2回案内(このページの後半)をご覧ください。
宿泊:恐れ入りますが各自でご手配ください。岐阜駅周辺のホテルが便利です。
連絡先:aiwa@gifu-u.ac.jp(岩澤 淳) 電話058-293-2873
|
|
|
|
日本動物学会中部支部大会の演題・参加申し込みの開始について (平成22年度日本動物学会中部支部大会第2回案内)
|
日本動物学会中部支部会員の皆様
本年度の中部支部大会は7月24日(土)と25日(日)に岐阜大学(岐阜市)で行います。演題・参加の受け付けを開始しました。多くの皆様のお越しをお待ちしております。なお、大会のポスターを作成しましたのでご利用ください。
|
|
(1) 日程、交通アクセスなど
|
第1回案内(このページの前半)をご覧ください。
●お車でお越しの方へ:大学構内へ進入したらすぐに右折して、入構ゲートで「動物学会に参加する」旨、ゲート管理員にお伝えいただければ、無料で入構できます(守衛室にお立ち寄り いただく必要はありません)。
●岐阜の気候について:夏の岐阜は蒸し暑く、岐阜大学では職員のノーネクタイ等を実施しています。冷房もあまり効きませんので軽装をおすすめします。
●宿泊について:下記のリンクもご覧ください。岐阜駅周辺のホテルが便利です。
http://www1.gifu-u.ac.jp/~abios/jpn/management/map/hotel.html
|
|
(2) 公開シンポジウムのご案内
|
公開シンポジウムを下記のように開催いたします。分野を超えた討論の広がりを期待して植物科学や森林科学の先生もお招きしました。シンポジストの先生には専門分野が異なる会員や学生にも理解しやすいようにお話しいただく予定です。また、今回は高校生がシンポジウムでの講演に挑戦します。 平成22年度日本動物学会中部支部大会(岐阜) 公開シンポジウム『生物の多様性を生み出す多様なしくみ』 主催: 日本動物学会中部支部 共催: 岐阜大学 後援: 岐阜県高等学校教育研究会生物部会 日時: 平成22年7月24日(土) 14:00-17:30 会場: 岐阜大学応用生物科学部 101多目的ホール
プログラム: 14:00-14:30 魚類の多様性と視物質の分子進化 源 利文(総合地球環境学研究所) 14:30-14:50 光合成をするウミウシ −盗葉緑体と葉緑体ゲノム− 山本義治(岐阜大学応用生物科学部) 14:50-15:20 昆虫に多様化をもたらした翅の起源 東城幸治(信州大学理学部) 15:35-15:55 バラ科樹木の自家不和合性 −メカニズム、原因遺伝子の多様性、進化− 向井 譲(岐阜大学応用生物科学部) 15:55-16:25 ヤツメウナギの生活史多型と種分化のプロセス 山崎裕治(富山大学理学部) 16:25-16:45 大西洋を渡ったチョウザメ −古代DNAとシミュレーションが明らかにする過去− 松村秀一(岐阜大学応用生物科学部) 17:00-17:20 守れ!ふるさとのカスミサンショウウオ −保護活動と遺伝的多様性の解析− 岐阜高校自然科学部生物班 懇親会 18:00-19:30(2,000円、高校生無料)
|
|
(3) 一般講演・参加申込方法
|
左のワードファイル(演題登録・参加申込用紙)に必要事項を記入し、下記のアドレス宛てにメール添付でお送りください。 〆切:7月12日(火) 宛先:kenya@gifu-u.ac.jp(山本謙也) 件名:「支部大会申込」とお書きください。 ●一般講演の参加申込は下記の内容をメール本文にベタうちしてお送りください。数名分まとめてお申し込みいただいても結構です。 ---------------------------------------------------------------------------- 氏名(高校生・学生・院生はその旨お書き添えください) 所属(略称で可) e-mail アドレス(代表者のみでも可) 発表の有無(演者のみ「有」とお書きください) 懇親会(24日)参加の有無(シンポジウムを聞いて懇親会に出てお帰りになる方も、こちらに記入 してお送りいただけると準備の都合上助かります) -----------------------------------------------------------------------------
●講演要旨はこのご案内に添付した雛形(Word ファイル)にならって作成し、上記、参加申込のメールに添付してお送りください。ファイル名は演者の氏名(例:山本謙也.doc)としてください。
|
|
(4) 一般講演のプレゼンテーションについて
|
一般講演は口頭発表のみで、発表12分+質疑応答3分です。 会場にはPowerPoint 2007 をインストールしたWindows パソコンを用意します。事前にUSB メモリ等でご自身のファイルをロードし、試写してください。 ファイル名は「演題番号_氏名」(例:8_山本謙也.ppt)としてください。演題番号は7月12日以降にお知らせします。 動画の再生に不安がある場合やMacintosh の使用を希望する場合はご自身のパソコンをご持参ください(あらかじめ準備委員会までご連絡願います)。
中部支部大会(岐阜)準備委員会 岩澤 淳、古屋康則、山本謙也、吉崎範夫 連絡先:aiwa@gifu-u.ac.jp(岩澤 淳) 電話058-293-2873
|
|
中部支部大会(岐阜)一般講演プログラム (平成22年度日本動物学会中部支部大会第3回案内)
|
一般講演は7月25日(日)、下記の予定で行います。動物学会の会員でない方も,当日参加もできますので、どうぞお越しください。
名古屋駅から岐阜駅まではJRの快速電車でわずか20分です。交通案内その他はこのページの上方(第1回・第2回案内)をご覧ください。25日は朝9時から受付しています。
|
|
午前の部 演題番号(発表時間) ○:発表者
1(9:30-9:45) PCRと制限酵素を利用したトノサマガエルとナゴヤダルマガエルの母親系統の簡易な決定法 ○光田佳代・原 直之・高木雅紀1・山崎裕治2・岩澤 淳 (岐阜大・応用生物、1岐阜高校、2富山大・理)
2(9:45-10:00) ココノホシギンザメ生殖腺の組織学的研究 ○千葉文香・小林 亨・伍藤正木1・成松庸二1・服部 努1・岩田大介2・福岡佑太2・松原 創2 (静岡県大・院生活健康科学研究科、静岡県大・環境研、1東北水研・八戸支所、2東農大・アクアバイオ)
3(10:00-10:15) ニホンウナギの生殖腺性分化にみられる雄への偏り ○堀江好文・千葉文香・石田俊朗1・小椋友介1・小林 亨 (静岡県大・環境研、1愛知県水試・内水面研)
4(10:15-10:30) XY型の性染色体をもつホオジロクロガメの性染色体の起源と分化過程の推定 ○川越大輝1,2・西田千鶴子3・松田洋一1 (1名大・院生命農学、2北大・院生命科学、3北大・院理)
休憩
5(10:45-11:00) Xenopus 2種の比較染色体地図から推測された、四肢動物の祖先核型とゲノム・染色体進化過程およびXenopusのゲノム倍数化過程に生じた染色体再配列について ○宇野好宣1, 2・西田千鶴子3・高木知世4・上野直人4, 5・松田洋一1 (1名大・院生命農学、2北大・院生命科学、3北大・理、4基生研・形態形成、5総研大・生命科学)
6(11:00-11:15) ヌタウナギのカルシトニンの一次構造決定の試み ○山岸功典1・鈴木信雄1・佐竹 炎2・笹山雄一1 (¹金沢大・環日本海域環境研究センター、²サントリー・生有研)
7(11:15-11:30) カイコガ幼虫における糖利用の制御 ○鈴木 匠・桜井 勝・岩見雅史 (金沢大・院自然・生命科学)
8(11:30-11:45) シロアリ類と腸内微生物の共生関係に関する新たな知見 -生殖虫はコロニーが発達すると共生原生生物を失う- ○嶋田敬介・前川清人 (富山大・理工)
9(11:45-12:00) ネコギギの好適生息区間 ―鈴鹿川水系の環境調査Z― ○藤田功介・堀口俊一・山中裕史・井分達郎・堀智之・松永航平・大久保宏美1・西飯信一郎1 (鈴鹿高等学校自然科学部部員、1鈴鹿高等学校自然科学部顧問)
12:00-13:00 支部会議
|
|
午後の部 10(13:30-13:45) 卵巣顆粒膜細胞における転写共役因子・PGC-1αの機能 ○矢澤隆志1・稲岡斉彦1・岡田令子1・水谷哲也1・山崎由希子1・宇佐美陽子1・栗林真悠1・梅澤明弘2・宮本 薫1 (1福井大学・医学部・分子生体情報学、2国立成育医療センター研究所・生殖医療研究部)
11(13:45-14:00) 鳥類の卵管に存在する精子貯蔵管に関する研究 ○笹浪知宏・伍東知未・芹澤まみ・吉崎範夫1・小野ひろ子2・吉村 崇2 (静岡大・農、1岐阜大・応用生物、2名古屋大・院・生命農学)
12(14:00-14:15) ニホンノウサギ4亜種における遺伝的差異についての研究 ○布目三夫1・鳥居春巳2・松木吏弓3・山田文雄4・鈴木仁5・松田洋一1 (1名古屋大・院・生命農学、2奈良教育大・自然環境センター、3電中研・生物環境領域、4森林総合研究所、5北大・院・地球環境)
休憩
13(14:30-14:45) 重油に含まれる多環芳香族水素類の魚の骨代謝に対する作用 ○鈴木信雄1・中野 淳2・北村敬一郎2・田渕圭章3・高崎一朗3・古澤之裕4・近藤 隆4・服部淳彦5・笹山雄一1・鳥羽 陽2・早川和一2 (1金沢大・環日本海域環境研究センター、2金沢大・医薬保健学域、3富山大・生命科学先端研究センター、4富山大・医学薬学研究部、5東京医科歯科大・教餍部)
14(14:45-15:00) キンギョにおいてα-MSHとCRHの摂食抑制作用はGnRH II情報伝達経路を介して発揮される 清水佳菜子・姜 奇成・中村耕大・宇井勇太・内山 実・○松田恒平 (富山大・院理工・生体制御)
15(15:00-15:15) Xenopus の下腹部皮膚型アクアポリン(AQP) の発現 – X. laevis vs. X. tropicalis ○田中滋康1,2・尾串雄次1・佐野貴太2・岡田令子1・松田 学3・鈴木雅一2 (1静大・創造大学院・統合バイオ、2静大・理・生物、3筑波大・人間総合)
15:15-15:30 閉会式(学生・高校生の優秀発表の表彰)
|
|