研究発表は全54題あり、うち学生による発表が41題(ポスター20、口頭21)、高校生による発表が4題(ポスター2、口頭2)ありました。学生・高校生を対象とした学会発表賞は、共同発表者を除く審査員25名が分担して採点した結果をもとに選考されました。同点者を含め、最高点の方々が最優秀賞、次点の方々が優秀賞を受賞し、表彰状が授与されました。受賞者の方々、おめでとうございます。発表者「発表題目」を発表順でご報告いたします。
学生口頭発表最優秀賞
岩田実咲季(山梨大学教育学部)
「ホトケドジョウ属の平行進化」
矢口 甫(富山大学大学院)
「ネバダオオシロアリの初期巣の兵隊分化時に特異的に働く遺伝子の解析」
学生口頭発表優秀賞
西口 諒(富山大学大学院)
「ゼブラフィッシュにおけるGnRH2の摂食抑制作用」
杉山ありさ(総合研究大学院)
「ショウジョウバエ生殖幹細胞ニッチにおけるヘパラン硫酸プロテオグリカンの役割」
学生ポスター発表最優秀賞
豊田賢治(総合研究大学院)
「ミジンコ類におけるdoublesex遺伝子の単離及び発現解析」
学生ポスター発表優秀賞
角谷絵里(総合研究大学院)
「オオミジンコ脱皮ホルモン合成経路遺伝子の分子系統解析と脱皮周期中の発現変動」
平川育美(山口大学大学院)
「ニチニールエストラジオールがメダカおよびネッタイツメガエルの精巣へ与える影響」
高校生口頭発表最優秀賞
湊 廣輝 他(長野県丸子修学館高等学校)
「クマムシが好むコケの種類について」
山本晃輔 他(鈴鹿高等学校)
「土砂災害を乗り越えたネコギギ‐鈴鹿川水系の環境調査\」
高校生ポスター発表最優秀賞
近藤朋希 他(東京大学教育学部附属中等教育学校生物部)
「微生物に対する低温殺菌の効果の検討」
高校生ポスター発表優秀賞
中川えみ 他(福井県立鯖江高等学校生物クラブ)
「ヒトデとシダムシの共進化に関する遺伝子解析」
来年度の大会は、支部長・井口泰泉先生を中心とする基礎生物学研究所の先生方により開催していただく予定です。皆様と再びお会いできることを楽しみにしております。