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■ 平成24年 (2012)

 ■ 2012年度 大会・シンポジウム案内(2012/11/24)

 大会報告(2012/11/23) 
 
日本動物学会が公益社団法人となって最初の中部支部大会が、今月17、18日に、松本市浅間温泉みやま荘で開催されました。大変に多くの方々がご参加・研究発表くださり、にぎやかな充実した大会となりました。ご講演、ご参加、ご協力いただいた皆様に、実行委員一同お礼申し上げます。
 
中部支部からは本大会実現のために非常に大きな予算を配分いただきました。特別企画のバザーオークションには、多くの方々が貴重にして重い荷物を持ち寄られ、出品くださりました。おかげをもちまして、発表する学生への半額割引を無事実現することができました。支部長・井口泰泉先生、前支部長・内山 実先生、そして前学会長・長濱嘉孝先生をはじめとする支部役員および参加者の皆様のご配慮に感謝申し上げます。
 
本大会は、若手を中心とした、中部支部会員のみならず動物学会内外の関係者の交流を目指し、温泉宿での合宿とさせていただきました。このため、設備・器材等が講演・会議には不向きな点があり、ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。
 
全124名(うち学生・高校生71名)の方々にご参加いただきました。一日目には、公開フォーラム「生物教育のこれから」、二日目には公開シンポジウム「極限に生きる動物たち」で諸先生方にご講演いただき、支部圏外からも多様な方々にご聴講・議論いただくことができました。
 
 
              (信濃毎日新聞の2012/11/18紙面より)
 
 
研究発表は全54題あり、うち学生による発表が41題(ポスター20、口頭21)、高校生による発表が4題(ポスター2、口頭2)ありました。学生・高校生を対象とした学会発表賞は、共同発表者を除く審査員25名が分担して採点した結果をもとに選考されました。同点者を含め、最高点の方々が最優秀賞、次点の方々が優秀賞を受賞し、表彰状が授与されました。受賞者の方々、おめでとうございます。発表者「発表題目」を発表順でご報告いたします。
 
学生口頭発表最優秀賞
岩田実咲季(山梨大学教育学部)
「ホトケドジョウ属の平行進化」
矢口 甫(富山大学大学院)
「ネバダオオシロアリの初期巣の兵隊分化時に特異的に働く遺伝子の解析」
 
学生口頭発表優秀賞
西口 諒(富山大学大学院)
「ゼブラフィッシュにおけるGnRH2の摂食抑制作用」
杉山ありさ(総合研究大学院)
「ショウジョウバエ生殖幹細胞ニッチにおけるヘパラン硫酸プロテオグリカンの役割」
 
学生ポスター発表最優秀賞
豊田賢治(総合研究大学院)
「ミジンコ類におけるdoublesex遺伝子の単離及び発現解析」
 
学生ポスター発表優秀賞
角谷絵里(総合研究大学院)
「オオミジンコ脱皮ホルモン合成経路遺伝子の分子系統解析と脱皮周期中の発現変動」
平川育美(山口大学大学院)
「ニチニールエストラジオールがメダカおよびネッタイツメガエルの精巣へ与える影響」
 
高校生口頭発表最優秀賞
湊 廣輝 他(長野県丸子修学館高等学校)
「クマムシが好むコケの種類について」
山本晃輔 他(鈴鹿高等学校)
「土砂災害を乗り越えたネコギギ‐鈴鹿川水系の環境調査\」
  
高校生ポスター発表最優秀賞
近藤朋希 他(東京大学教育学部附属中等教育学校生物部)
「微生物に対する低温殺菌の効果の検討」
 
高校生ポスター発表優秀賞
中川えみ 他(福井県立鯖江高等学校生物クラブ)
「ヒトデとシダムシの共進化に関する遺伝子解析」 
 
来年度の大会は、支部長・井口泰泉先生を中心とする基礎生物学研究所の先生方により開催していただく予定です。皆様と再びお会いできることを楽しみにしております。
 
 

           2012年度日本動物学会中部支部大会実行委員会
           浅見崇比呂、高田啓介、柴田直樹、東城幸治
              (信州大学理学部生物科学科)




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下記は開催前に掲載された大会案内です。


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■ 2012年度 大会・シンポジウム案内

平成24年度 日本動物学会 中部支部大会のお知らせ(2012/11/13, 16一部改訂)

本年度の支部大会は、11月17日(土)と18日(日)に、松本市浅間温泉みやま荘( http://miyamaso.org/ )で行います。

日本動物学会が公益社団法人となって最初の支部大会です。「リニューアルしたばかりの格安温泉宿」に合宿し、学生の目線で「動物的交流」を深めることを願って企画しました。特に、学生の皆様には格安で宿泊参加していただけます。

紅葉の11月の開催です。大学院あるいは卒業研究の成果発表の「練習」にはもってこいの機会になろうかと存じます。生き物が相手の研究は、計画通りには行かないのが本当の姿であり、その経験や失敗そして興奮を交換し、先輩方から受け継ぐ機会となることを願っています。

1日目には、公開フォーラム「生物教育のこれから」を予定しています。新学習指導要領のもと、生物学の中等教育は大きな変革期を迎えています。生物学では今後も目覚しい展開が予測されます。自然科学の中でも際立つこの特徴に対応した継続的な変革を、生物教育は今後も求められます。そこで、公益社団法人としての動物学会と中部支部の趣旨の下、生物の学際・国際教育に焦点をあてたフォーラムを開催します。

2日目には、公開シンポジウム「極限に生きる動物たち」を開催します。地球上のさまざまな極限環境に生きる生物に関する研究のフロンティアをぜひご堪能ください。

高校生や教員の方々、動物学会非会員、他支部会員の方々の参加・発表も大歓迎です。学生(学部・大学院)・高校生の優秀賞・奨励賞等の表彰があります。動物学領域の内外を問わずご周知くださりたく、ここにお願い申し上げます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

生物アート・クラフト作家5名による、動物学会ならではの展示即売会も開催します!


学生参加支援バザーオークションも開催します!


公開フォーラム・シンポジウム・展示即売会は、どなたでも無料で参加いただけます。



お問い合わせは、お気兼ねなく以下にお願いいたします。

E-mail: zool2012 [at] shinshu-u.ac.jp  [at] を半角@に変えて送信してください。



        2012年度公益社団法人日本動物学会、中部支部大会実行委員会
           浅見崇比呂、高田啓介、柴田直樹、東城幸治



●日時・会場・参加費など

日時:平成24 (2012) 年11月17(土)、18日(日)
会場:公立学校共済組合浅間温泉保養所みやま荘(
http://miyamaso.org/
        〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3-28-6
        tel:0263 46 1547; fax: 0263 46 7442

参加費
       
宿泊・懇親会・朝食込み:学生9000円、一般12000円
        ※発表する学生:上記に3000円補助 ⇒ 6000円!!!
        懇親会のみ:      学生3000円、一般5000円
        大会参加のみ:     学生無料、 一般1000円

●みやま荘へのアクセス

みやま荘送迎マイクロバス予約してください!
11月17日(土)12:15分発、松本駅「アルプス口」に降りてください。
 注意1:路線バスターミナルがある「お城口」とは反対の出口です。
 注意2:以下の電車到着から送迎バス発車まで10分程度です。
東京(甲府)方面から:あずさ9号、11:56松本駅着
名古屋(岐阜)方面から:ワイドビューしなの7号、12:04松本駅着
糸魚川(富山)方面から:大糸線、11:47松本駅着
 
 予約してください!(人数確認のためにお願いします。)
予約方法:zool2012[at]shinshu-u.ac.jp 宛に以下を送信してください。
件名「送迎バス」、本文に「利用者氏名」
(代表者だけではなく同行者も列記してください)

自動車でお出での方駐車場を予約してください!
予約方法:zool2012[at]shinshu-u.ac.jp 宛に以下を送信してください
  件名「自動車」、本文に「同乗者全員の氏名」
(代表者だけではなく同行者も列記)
(駐車場に入りきれない場合には有料となることがあります。)
駐車方法:係員が駐車場で誘導、車の鍵をお預かりします。
 
 
路線バス
松本駅からバス乗場まで:地図・写真をご覧下さい
http://www.alpico.co.jp/access/station/matsumoto_sta.html
松本駅改札を出て右手(東側)の「お城口」から右斜め前方200m
の百貨店「アリオ Ario」1階が松本バスターミナルです。
  注意:駅前ロータリーのバス停からは会場に行けません。

路線:1番のりば【32系統】浅間線(¥350)浅間温泉行
松本バスターミナル始発 10:15 ⇒ 浅間温泉 10:37
松本バスターミナル始発 10:50 ⇒ 浅間温泉 11:12
松本バスターミナル始発 11:50 ⇒ 浅間温泉 12:12
 
他の時間帯のバス時刻表:
http://www.alpico.co.jp/access/matsumoto/#route

浅間温泉(バス停)からみやま荘への道順:
http://miyamaso.org/header_navi/access

 
●大会プログラム

 
←詳細はこちらのPDFをご覧ください(
2012/11/07追加情報,11/13-16一部改訂あり)。


11月17日(土)
   12:00
    受付・ポスター貼りだし
   13:00〜
    開会式(支部長挨拶:井口泰泉)
   13:05〜
14:30 公開フォーラム「生物教育のこれから」
         嶋田正和(東京大学大学院・総合文化)
         「新学習指導要領による生態・進化教育の新しい流れ」
         齋藤淳一(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
         「国際生物学オリンピックと生物教育」
   14:30〜15:00 高校生ポスター発表(2件)

   15:00〜15:25 高校生口演(12分×2件)

   15:25〜16:25 学生口演(12分×5件)

   16:25〜16:35 休憩(ポスター貼り出し)

   16:35〜17:50 学生口演(12分×7件)

   18:00〜19:20 ポスター発表・クラフト展示即売

         (支部役員:支部会議18:20〜19:20; 208-210室)
   19:30〜     懇親会(ポスター会場で開催;ポスター発表を継続できます)
         高校生表彰式(口頭発表・ポスター発表表彰)
         クラフト展示即売会(懇親会場で展示・販売します) 
         バザーオークション     

11月18日(日)
   07:00〜     朝食、チェックアウト
   08:30〜09:20 学生口演(12分×4件)
   09:20〜09:30 休憩
   09:30〜11:30 公開シンポジウム「極限に生きる動物たち」
                (司会:東城幸治)
         鈴木 忠(慶応大学・医学部生物学教室)
         「怪物の生物学:クマムシの不思議」
         東城幸治(信州大学・理学部)
         「砂漠に生きる新規昆虫目・カカトアルキの謎」
         藤原義弘(海洋研究開発機構・海洋極限環境生物圏領域)
         「海底に沈んだ鯨が支える生態系」
         宮崎淳一(山梨大学・教育人間科学部)
         「極限に生きる深海生物群集の進化」 
   11:45〜12:45 昼食・総会
   12:45〜14:35 学生・一般口演(12分×9件)
   14:35〜14:45 休憩
   14:45〜     学生口頭・ポスター発表賞表彰式・
         閉会式(支部長挨拶:井口泰泉)
   15:00 
    閉会



 
←プログラム詳細(演題・演者・所属などを含む)はこちらのPDFをご覧ください。
 (2012/11/07追加情報,11/13-16一部改訂あり



●生物アート・クラフト展示即売会(11月17、18日)
 
 

1.マニアック生物アートサークル『生物部』
  「地球の玉手箱」
http://earthbox.jugem.jp/
      UME(梅沢麻里子)
http://www.h6.dion.ne.jp/~m.ume/
  「観察日記」西山真樹
http://sadomarine.web.fc2.com/

      6*umi (むつうみ)
http://ameblo.jp/umichan-6/

2.ハサミック・ワールド 浅見雅信
     
http://angel.ap.teacup.com/scissorhands/
 


←ポスターPDFはこちら


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