■第571回支部講演会

日時：2017年4月13日（木）午後17時〜18時
場所：北海道大学理学部5号館8階　セミナー室（813号室）
演題：なぜ好きなものに目がいくのか？
Basal ganglia guide saccadic eye movement to historically good objects
演者：網田 英敏　先生
Laboratory of Senorimotor Research, National Institute of Health, Maryland USA

動物が効率よく餌をとるためには、多くの餌があることを示す手がかりをすばやく見つける必要がある。アカゲザルを用いた研究によって、大脳基底核はそのような手がかりの情報を長期にわたって保持していることが明らかになった。本セミナーでは、光遺伝学の手法を用いて大脳基底核ニューロンを経路特異的に活性化することで、これらのニューロンが眼球運動を制御していることを示す最近の研究結果を報告する。

連絡先：北海道大学大学院・理学研究院・生物科学部門 松島俊也（matusima@sci.hokudai.ac.jp）