渉 外

生物科学学会連合 第14回連絡会議記録

日 時:2005年7月11日(月)13:30〜15:30
場 所:(株)メディ・イシュ会議室(東京・湯島)
出席者:大森 正之(本年度世話役,日本植物生理学会)
 後藤由季子(日本細胞生物学会) 園池 公毅(日本植物学会)
 中嶋 博(日本生化学会)    片山 舒康(日本生物教育学会)
 浅島 誠(日本動物学会)    武田 洋幸(日本発生生物学会)
 深田 吉孝(日本比較生理生化学会)花岡 文雄(日本分子生物学会)   
オブザーバー:星 元紀(日本学術振興会)
 (事務局より徳山,福田,鈴木)

欠 席:
 日本遺伝学会 日本解剖学会 日本進化学会 日本神経化学会 日本神経科学学会
 日本生態学会 日本生物物理学会 日本生理学会 日本比較内分泌学会
 日本免疫学会 日本薬理学会             
 (敬称略,学会名五十音順)

配 布 資 料:
 1.第14回連絡者名簿(2005.7.11現在)
 2.第13回連絡会議記録(案)
 3. 事務委託契約書
 4. 生物科学学会連合の運営に関する申し合わせ事項(案)
 5. 要望書(案)
 6. 国際生物学賞基金 募金趣意書
 7. 国際生物学賞後援会設立趣意書(案)
 8. 第20回国際生物学賞―記録― (冊子)
 9. 日本微生物生態学会資料
 10.日本地球惑星科学連合の設立について(参考資料)

司会:大森 正之(平成17年度世話役)
 

1. 第13回連絡会議記録の確認
出席者氏名の一部修正の上,原案通り承認された。

2.事務委託契約について
株式会社メディ・イシュと連絡業務を主とする事務委託契約を交わしたことが,大森世話役より報告された。

3.規約改定について(申し合わせ事項(案)改定について)
@ 大森世話役より,申し合わせ事項(案)が配布され,以下の通り一部改正された。
・提言等を提出する際の,議決方法の規定がなかったので「議決が必要な場合には,会員の2/3以上の賛同をもって決定とする。」を付則に加えた。
・付則4)〔(案)(再)では5〕との兼ね合いから,第9条「本連合の事務局は,世話役の所属学会におく。」を削除した。
A 申し合わせ事項の条文中,下記2点については,再度メール等にて各委員の賛否を問うこととなった。
1) 職名(代表,副代表or議長,副議長)
対外的に提言等を発信する際,生科連の代表の名称である「世話役」は,適当とはいえない。
そのため,「世話役」を「代表」もしくは「議長」とし,「世話役代行」を「副代表」もしくは「副議長」と変更する。
2) 上記の任期
世話役の任期は1年となっていたが,業務処理を考慮し,任期を2年に延長する。
B 同規約改定の検討に際し,各委員より種々の意見が提出された。
・ 世話役は持ち回り制でも問題はない。
・ 組織のしっかりした学会の担当委員の中で,持ち回り制で世話役を担当してほしい。
・ 問題意識の高い委員に,2,3年連続して世話役をやってもらいたい。
・ 生科連の中心となる委員を,学会の枠を外した選挙において選出し,世話役とする。
・ 世話役補佐として「副世話役」を1名ないし2名置き,生科連代表を3名体制(執行部)で行う。

4.通帳の開設について
事務局より,会費請求用の新規銀行口座開設の必要性が説明され,大森世話役を代表とした連合名義の口座を開設することとした。

5.「生命科学」に関する指導内容を中等教育で必修とする要望書(案)について
配布資料5の要望書(案)につき,討議された。結論として,もう少し広い意味での「生物学」を網羅した内容が必要であり,生科連としては慎重に扱うべきだとの意見が多数を占めた。必要があれば連絡会議に再度提出して頂くよう,日本植物生理学会宛に返答することとなった。

6.学会連合の今後の活動について
生科連として,基礎生物学の重要性といった要望書を,学術会議宛に提出する必要性があることが指摘された。要望書作成の目標は今秋とし,資料作成のための執筆分担等については,大森世話役に一任された。

7.その他
@申し合わせ事項第8条に基づき,大森氏(日本植物生理学会),園池氏(日本植物学会)の推薦により「日本微生物生態学会(会長 加藤憲二)」が紹介された。結果,本日付けをもって,本連合への入会が承認された。
A星氏より,国際生物学賞基金の財政事情と後援会設立趣意書(案)について説明がなされた。生科連としては主旨に賛同し,各学会に報告することとした。
次回の連絡会議は,学術会議宛の要望書を提出する前(10月後半〜11月初旬)に開催することとし,詳細は追って調整することとなった。
以上(文責:生科連事務局)