動物学将来推進計画委員会報告

ポスドク・大学院生への情報サポート体制に関する学会への要望(身分別)

1.大学・公立の研究所の職員

・自分の能力の低さを、研究環境や他人の責任にし、言い訳ばかりを考えている院生もいる。そのような甘えた考えを増長するような情報なら提供しない方が良い。やる気があるのに研究で不自由をしている人たちの役に立つ情報を提供すべき。最近インターネットの掲示板では、様々な噂が飛び交い、真実を知らない学生や院生が好き勝手なことを言っていることがよくある。提供する情報がそのようなデマの発信源にならないような配慮が必要だと考える。

・募集情報など出来るだけ早く、多くの人が情報を受けられるように

・こういった形式は素晴しいと思います。

・現場の生の声を行政に伝えて欲しい。今の不景気と科学技術の発展は何ら関係がないし、今後の基礎科学の発展こそが、実りある将来を生み出すと信じる。

・Nacsisにあるような研究者公募情報をできるだけ多く流す。また、頭脳流出を避けるためにも、海外に出たポスドクに英語版でそれらを配布するようにしてはどうか?

・是非お願いいたします。

・生物系学会共同でWebジャーナルを発行してはどうか

・特になし

・情報サポート体制の提供を行うことは非常に結構だと思います。具体的な要望等としては,誰でもその情報を気軽に得られるようにしていただければと思います(例えばインターネットなどに情報を公開するなど)。

・(1)この問題に関してどのような意見が有るのか知りたいし、議論もできればうれしい。
 (2)ポスドクの求人、および売り込みの情報ページがあると、ポスドクの流動性が高まり、研究室の閉鎖性が小さくなり、ポスドクの待遇改善が進む。

2.ポスドク

・様々な公募(教員や研究員の公募、研究費公募)の情報が載っているページがあるとすごく便利だと思う。

・同じ立場で情報交換が出来れば有益だと思います。ポスドクの場合就職は重要な関心事だと思いますので、その辺の情報が豊富になるといいかと思います。

・利害関係のない中立的な斡旋機関のようなものがあれば安心だがそれは難しいかもしれない。現状では、相談したり、自分の経験情報を提供するのも現在の職があぶなくなりそうでできない。

・情報を収集したらそれを具体的に活用していただきたい。

・情報サポート体制に関しては、homepage等がかなり充実してきているが、迅速且つ網羅的な物が無いので、求職情報を迅速に且つ網羅的に集めるサイトの構築が必要であると思います。また、e-mailを利用した求職情報の発信などもっと手軽に情報が収集出来ると便利になると思います。

・現状が公開されれば,みなさんの進路を決める上で参考になると思いますが,研究費等の条件の良いところに人が集まるようになるのではないでしょうか。

3.大学院生・研究生他

・ポスドクの情報サービスは非常にありがたいです。早期の公開を待ち望んでいます。

・メーリングリストなどで広く情報を提供して欲しい

・このアンケートによって具体的にどのような動きがあるのかを今後教えて欲しいです。

・就職先や、助成金の公募などを検索することや、手続きに時間がかかってしまう。メールでの情報公開や、web上での登録、申し込みができるようになればありがたい。

・ウェブでの情報収集/公開はかなり有力なのでは。

・ポスドク、大学院生の問題としてでなく、雇用する側及び、院生を受け入れている側の問題も含んでいることをより強調して公表していただきたいと思う。そうすることでより広く関心を持ってもらえる問題となるのではないでしょうか。

・自分が属している世界ながら,制度の改善なるものを考えたことがありませんでした。いい試みであると思うし,協力していきたいと思います。

・ポスドクや公務員以外の修士やドクターの就職情報(研究職)を紹介して欲しい。

・全国の就職や、研究員のポストの募集がリアルタイムで分かるホームページがあればいいと思います。すでにあるんですかね。

・業界内のアクセス数の多いページ(例えば HAT-J link)にリンクする・・・多分、動物学会のホームページそのもので公開するよりも多くの人に見てもらうことができると思われる。

・どんどんしてほしい。

・文部省の官僚にも中に入って実体を分かってもらった方がよい。

・非常に的確な企画であると感じており、有り難く思います。調査結果を広く紹介し、国や社会に強くアピールしていただくことを希望します。