動物学将来推進計画委員会報告

「大学院生・ポスドクの実態調査とあるべき研究環境に関するアンケート」
のお願い

将来計画委員会では、動物学会に所属する大学院生やポスドクの研究者の現状とその問題点を把握するために、以下のアンケート調査を行うことにしました。ご協力のほど、宜しくお願いいたします。アンケート記入後、末尾の[送る]のボタンを押して頂くと、内容が送信されます。なお、このアンケートに関するご意見は、将来計画委員会ポスドクアンケート担当、久冨修までお願いいたします。

平成12年2月25日 日本動物学会将来計画委員会

 物質的資源の乏しい日本では、将来、科学技術により国を支えていく必要があると考えらています(科学技術創造立国)。当然、大学では基礎研究に力を注いでいく必要があると考えられるわけですが、現状では、小子化による大学規模の縮小・国立大学の独立行政法人化など、先行きに対するいくつもの不安を抱えています。ポスドク1万人計画や大学院重点化により、ポスドクや大学院の院生数は今後さらに増加すると予測されています。例えば、平成9年度の大学院博士課程在学者数は約52千人ですが、平成22年度には約82千人になると予想されています(人数の推定は文部省のホームページより引用)。その一方で 、大学の教員数は削減される(場合によっては10から20%という試算もある)と予想されています。予算・研究スペースなどが現状のままだとすると、ポスドクや大学院生の研究環境は現在よりもさらに悪化することになります。Nature誌にも、将来の約束なくポスドクを増やしているとの批判と、日本の研究環境の問題点が記載されています(Vol. 403, p4とp7, 2000年)。

 そこで将来計画委員会では、動物学会に所属する大学院生やポスドクの研究者の現状とその問題点を把握するためにアンケート調査を行うことにしました。このアンケートの結果は、学会のホームページなどで公開することにより、会員の皆様にフィードバックしようと考えています。ご回答いただいたデータを他の目的に使用することは致しませんので、ありのままをお答え頂ければ幸いです。ご協力をお願いいたします。

なお、会員ではないポスドクや院生が研究室におられる場合は、アンケートにご協力下さるよう、皆さんにお知らせ頂ければ幸いです。

・選択肢がある場合は記号等でお答え下さい。
・選択肢や記入欄がある場合は、可能な限りご記入下さい。
・アンケート記入後、末尾の[送る]のボタンを押して下さい。

0.所属学会をお教え下さい。

日本動物学会  
日本遺伝学会   日本解剖学会    日本細胞生物学会
日本植物学会   日本植物生理学会  日本神経化学学会
日本神経科学学会  日本生化学会   日本生態学会
日本生物教育学会  日本生物物理学会  日本内分泌学会
日本発生生物学会  日本比較生理生化学会  日本比較内分泌学会
日本分子生物学会  日本免疫学会

     その他の学会 
         
         

1.現在の身分は、次のどれに該当しますか?

a:大学の教員
b:公立の研究機関の研究員
c:小・中・高校の教員
d:国内の研究機関に籍を持つポスドク
e:国外に籍を持つポスドク
f:研究生
g:博士課程後期在学中
h:博士課程前期(あるいは修士課程)在学中

i:学部学生
j:企業の研究員
k:その他 ⇒   
x:無回答
上の身分が期限付きの場合には、その年数をお教え下さい。
上の答えが、g、h、iの場合には、学年をお教え下さい。  

以下、2〜7は、ポスドク・大学院在学中の方々(d,e,f,g,hと解答された方)への質問です。それ以外の方は、8へお進み下さい。

2.現在の収入と、その内訳(給与・アルバイト・奨学金・謝金・仕送りなど)を概算でお書き下さい。また、生活をするために必要と思われる金額(月々)は、どの程度ですか?

 <現在の収入(月々)>
a:給   与: 万円
b:アルバイト: 万円
c:奨 学 金: 万円
d:謝   金: 万円
e:仕 送 り: 万円
f:そ の 他: 万円(内容:


  計  :   万円
 <必要と思われる金額(月々)>    万円

3.現在気にかけておられることは何ですか? 該当するものに、関心の高いものから順番に番号をお書き下さい。

a:就  職   順位
b:研究内容   順位
c:研究環境の改善 順位
d:その他( )順位
e:その他( )順位
f:特にない  (←ここに1とお書き下さい) 

4.あなたは次の職として、以下のいずれを希望しますか?該当するものに、もっとも希望するものから順番に番号をお書き下さい。また、すでに異動される先の内定している場合、順位欄に「内定」とお書き下さい。

a.大学の教職員  順位   
b.公務員・学芸員 順位 
   ⇒  ア:研究職  イ:教員  ウ:その他  エ:わからない
  具体的な省庁名や仕事の内容:
c.ポスドク    順位 
   ⇒  ア:国内  イ:USA  ウ:欧州  エ:その他  オ:わからない
d.一般企業    順位 
   ⇒  ア:研究職  イ:非研究職  ウ:わからない
e.その他(  )順位   
f.特にない  (←ここに1とお書き下さい)
g.わからない  (←ここに1とお書き下さい) 


 上記の1番目のものを選んだ理由をお書き下さい

5.現在の研究環境に関して問題点があるとすれば、それはどのような点でしょうか? 次の中から、該当するものをもっとも重要と思われているものから順に番号をお書き下さい。

a.研 究 費       順位
b.研究テーマ・内容    順位
c.研究スペース      順位
d.研究グループとその構成 順位
e.その他( ) 順位  
f.特にない   (←ここに1とお書き下さい) 
g.わからない  (←ここに1とお書き下さい)
x.無回答    (←ここに1とお書き下さい) 

6.ご専門の分野についてお聞きします。下の細目(科研費の分類細目)のリストの中から選んでお答え下さい。

(1)ご自分の現在の研究分野

a:遺伝  b:生態  c:形態・構造
d:動物生理・代謝  e:系統・分類  f:生物物理
g:分子生物学  h:細胞生物学  i:発生生物学
j:その他 ⇒   
k:わからない   x:無回答 

(2)現在、研究費を申請するとすればどの研究細目を選んで申請されますか?

a:遺伝  b:生態  c:形態・構造
d:動物生理・代謝  e:系統・分類  f:生物物理
g:分子生物学  h:細胞生物学  i:発生生物学
j:その他 ⇒ 
k:わからない   x:無回答

7.研究費に関してお尋ねします。記号でお答え下さい。

(1)自分の裁量で使える研究費(年間)はどの程度ですか?

a.50万円以下  b.50〜100万   c.100〜300万
d.300〜500万  e.500〜1,000万  f.1,000万円以上
g.わからない   x.無回答 

(2)必要だと考える最低限の研究費はどの程度ですか?

a.50万円以下  b.50〜100万    c.100〜300万
d.300〜500万  e.500〜1,000万  f.1,000万円以上 
g.わからない   x.無回答

 

8.以下、ポスドク・大学院生の処遇や研究環境に関してお尋ねします。

(1)問題点や提案等がありましたらご記入下さい。

(2)今回うかがったポスドクなどの問題について、今後、会員に有益な情報を可能な限り収集してひろく提供できるよにして行きたいと考えております。このような情報サポート体制に関して具体的なご要望あればお書き下さい。

9.その他、要望や意見があれば記入して下さい。

ご協力ありがとうございました

ご記入後下の「送る」のボタンを押して下さい。