動物学将来推進計画委員会報告

職種の希望理由(希望職種ごと)

大学を第1希望とした回答者

・研究環境として最適であると考えるから

・自分の研究室を持って、研究活動をしたいから

・研究者であると同時に教育者でもあること。

・研究にたずさわる上では様々な面で最も恵まれた環境だと思う。一方で、近年の生物学研究において必要とされる人材に関し、分野がかなり偏ってきているのは気になる。

・今現在すでに3回目のポスドクである。講師以下はだいたい35歳がボーダーである。そろそろパーマネントの職に就かないとまずい。

・研究テーマの継続性を考えると、安定した職につかないとやりずらいから。

・これまでの研究等の経歴から,最も能力を発揮し,社会に貢献できると考えるから

・今まで行ってきた経験を生かす職に就きたいから。

・自分の夢であるため。

・次の職に迷うことは暫くないから。奨学金の返還が猶予されるから。

・最も自分の興味に沿った研究ができる環境が得られやすいから。

・自分の興味に沿った研究を最も行いやすいと思われるから。

・最も基礎的研究がおこないやすい環境だから

・1、研究内容について、長いスパンで考えることができる。2、生活の安定

・研究内容に自由度が高く、オリジナリティーの高い研究が出来る事。また、学生教育を通して将来科学研究を行う人材の育成に携われる事。

・研究と教育の両方に関わりたいから

・大学での生物学教育に関心をもっているし、自らのアイデアで研究を推進したいとも思っている。両方を満足させる職として大学の教員になりたいと思っている。

・自分の興味のあるテーマで仕事が可能であるため。

・自分の研究分野が民間にはほとんど職がないため、自分の研究を行いながら後輩に研究指導を行える点に惹かれる

・自分の好きな研究をしたい

・日本の動物学の発展に寄与したい

・国立の研究所は環境はすばらしいが、研究者の数が圧倒的に少なすぎる。国立の研究所はそういう点で魅力がない。逆に大学には沢山の学生、職員がいる。研究環境という点では劣っているかもしれないが、大勢の知恵を出し合いながら、研究ができる点が魅力である。

・じっくり考えて研究できるので。

・自由な研究をしたい。

・生物学と古生物学の隔たりをなくした総合的な研究がしたいから.

・任期が比較的長く、その間落ち着いて研究できそうだから。また、教育を通じて、自分自身が学んだり、教えることで、喜びも得られそうだから。

・研究職の中でも日常的に様々な人とかかわりあいになれるから。

・パーマネントの職に就きたいから

・はじめからこれが目的だったから。借金形式の奨学金である日本育英会の奨学金の返還が免除されるから。

・基礎研究を続けていきたいから

・研究をするには一番良さそうな環境だから。

・仕事のしやすさ

・大学は学問を深めるのに最もよい環境だから。一般社会には専門的な研究者としては行き場がないから。

・研究活動を続けるため

・基礎研究を行い、なおかつ安定した生活をする上で最適の環境であると思われるから。

・生物学と関わりがあり、教えることが好きだから。研究だけという生活は向いていない。

・研究がすきだから

・金にならない研究テーマを本気でやるなら、教育機関でしかできないため。科学は人を豊かにしてきた歴史があるから、役割を求められがちだけど学問にそもそも役割をもたすこと自体が間違ってる。本気で学問として生物学をしたいから、次世代の人にその面白さを伝えたいから

・出来ることなら、研究で食べていきたいから。

・好きな研究をしたいから

・今の仕事ややりたい研究が出来るから

・研究を続けていきたいので

公立の研究機関を第1希望とした回答者

・永久職に就きたい。ポスドクにとって共通の希望

・願望ではないでしょうか。

・理科教育に携わりたい

・雑用が少なく研究に集中できそうだから.

・現在,奨学金で生活しており,その返還のことを考えているためです。また,研究職という点からもこれを選びました。

・本当は研究をしながら学生の教育にも関わっていたい。しかし、現状を見ていると大学職員は雑務が多く、実験にも教育にも関われないように思われる。それならば、研究が確実にできる研究所などの方がまだましと考えている。

・比較的自由に腰を据えて研究に専念できると思うから.

・研究内容

・ポスドクである程度渡り歩くのも非常によい経験(技術習得など)になると思われるが、安定した基盤(身分・職など)をもったうえで研究活動が行えると思われるので。

・研究に向いてない気もするが、つけるのなら研究職にと思ったから。また大学職員は雑務が多すぎて、研究に専念できないと思った。

・県立高校教員の身分からつくことのできる研究職(教育センター、県立博物館、県立大学教員)などになれれば、と思います。

・安定性

ポスドクを第1希望とした回答者

・ジェンダーフリーの研究環境、社会環境が整っているから。

・視野を広げたい。

・研究に専念できる

・ポスドクとして、修行?したいから。就職までの猶予期間として。

・最近、「Nature」誌で報じられたように、日本の研究環境は悪いらしい。なので外国の環境を見てみたい。と同時に、英語力も身につけたい。

・とりあえず縛られない身分でアメリカで研究してみたい。

・さらに研究を進めたいから

・語学の経験,行きたい研究所がある

・独立した研究者になるための修行として

・研究内容をある程度選択できそうなので。

・将来は、大学の職員として研究、教育に携わっていきたいが、ポスドクとして数年働いて実力をつけたいから。

・海外で研究をしてみたい

・経験を積みたいので。

・研究者としての修行

・研究を続けたいと思ってはいるが資質があるかどうかポスドクをやりながら考えたい。

・自分の興味ある研究で生活していきたいから

・4月からは博士課程の学生になりますが,その後はポスドクになりたいと思います。最終的には大学等の研究者になりたいですが,まだまだ実力不足だと考えています。やはり世界の最先端にあるところで研究をしてみたいし,英語を使いこなせるようになるためにもアメリカが最適

・研究を続けられる職につきたい。

企業

・大学の職員や公務員は将来の見通しがはっきり分からないから、その点、企業は目的がはっきりして研究環境もよいから。

・大学は規模が縮小してゆくのではないかという心配から。企業の方が将来性があるような気がするため。

・大学は人材が飽和状態のため

・卒業した時点である団体(フリースクール)の手伝いをすることが決まっているので一般企業に勤めつつ、と考えている。

・これ以上両親に面倒をみてもらうわけにはいかない。研究は続けたいので研究職を希望しています。

その他

・自分が好きであり、向いている分野だと思う。また、今すすめている研究が楽しいため。(博士課程進学)

・病気が回復するか、研究が続けられるか、妻の仕事がどうなるか、先が全く分からないので、仕事のことはそれ次第である。

・研究をして収入をえることが最優先なため。また、まだ、未熟すぎるので研究者としてのベースを作りたい。もちろん、パーマネントな就職は魅力がある。

・将来に関しては不透明感ばかりが気に掛かり、具体的な希望を持つことができない。