第7期動物学将来計画委員会 第1回委員会議事録
日時:平成14年12月18日(土) 12時より14時45分まで
場所:(社)日本動物学会事務局(東真ビル3階)
出席者:阿形清和、田村宏治、馬渡俊輔、岡良隆、窪川かおる、富岡憲治、小泉修、吉国通庸、永井裕子、伊藤悦朗、上島励(順不同)
阿形委員長の挨拶の後、阿形委員長を議長に選任し開会した。
第5期委員会活動報告の項目に沿いながら、これまでの状況を確認しつつ、今後の活動方針について議論を行う形式で進めた。
1.将来計画委員会の活動方針について
今期の将来計画委員会の目標として、動物学会を若手の会員にとって面白い、魅力のある学会にすることを目指す事とし、その方策として、特にWebの活用を大幅に推進することを中心に意見交換が行われた。
2.学会活動の個々の問題について
「21世紀の動物科学(仮称)」出版事業について、将来計画委員会の役割について確認質問があり、現段階では将来計画委員会が直接担当する業務は無いとの判断が確認された。
科学研究費補助金問題および男女共同参画事業に関して意見交換が行われた。
教育問題に関して、教科書問題、国際生物オリンピックについて意見交換がおこなれた。
教育現場からの問い合わせへの対応について事務局より質問があり、現時点では本部にその機構を持たせることは難しいので、対応する支部に協力を依頼することとした。
Webの利用に関して、学会の種々の活動と関連させながら、全体としてWebの活用、HPの整備を推進することについて種々の議論が行われた。
本部・支部ともにホームページ(以下、HP)の整備が大きく遅れていると判断し、Webの活用、HPの整備を第7期委員会活動の主要な活動目標とするとの議論がなされた。
生物科学ニュースのWebへの全面移行の可能性などについて意見交換が行われた。また、「Webへの全面移行を前提とし、生物科学ニュースを他の生物系学会にも拡大することに関して植物学会に打診すること」について理事会の意見を仰ぐこととした。
動物学会のHP管理において独自のWebサーバを構築する可能性ついて意見交換が行われた。本来の学会活動のみならず、動物学彙報・動物学雑誌のデータベース化も含めた大幅なWeb活用の推進を、独自サーバの構築や専従スタッフの雇用の可能性も含めて検討する為のワーキンググループの発足について議論した。理事会の承認を経て活動を開始する。
科学研究費補助金制度に関して、ナショナルバイオリソースプロジェクトへの学会の関与などについて意見交換が行われた。
ガイアリスト21計画について、特にWebの活用を積極的に推進する今期の委員会方針と関連した種々の意見交換が行われた。
動物学彙報・動物学雑誌をdigital archivesとしてWeb上に展開することについて意見交換が行われた。また、ZooTreeを基礎にし、さらに情報を付加した形でWeb上で公開することについて意見交換が行われた。これらは、HPの整備に関するワーキンググループが設置された場合には、そこで検討されるものに含まれるとした。第1回委員会は14時45分に閉会した。
次回委員会の開催は電子メールにより決定する。
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