皆様
京都大学瀬戸臨海実験所の後藤です。
第91回瀬戸海洋生物学セミナーのお知らせです。
12/17 火曜日 16:00から、大阪大学大学院理学研究科の山田温子博士をお招きして、
クラゲムシ類についての研究成果をご紹介いただきます。
Zoomでのオンライン開催です。
日時:12/17(火)16:00
演者:山田温子 博士(大阪大学大学院理学研究科・助教)
タイトル:底生性の有櫛動物コマイクラゲムシの発生学的記載
要旨:
有櫛動物は、クシクラゲとも呼ばれ、刺胞動物のクラゲに似たゼラチン質の体を持つ海産無脊椎動物の1門です。その卵はモザイク卵として知られ、古くは実験発生学の有名な材料でした。近年のゲノム研究から、有櫛動物は現存する動物の共通祖先から最初に分岐した動物群であると示唆され、新たな注目を浴びています。本研究では、進化発生学の研究に適した有櫛動物の新しいモデル種の確立を目指して、底生性の有櫛動物の1種「コマイクラゲムシCoeloplana komaii」に着目しています。瀬戸臨海実験所周辺の浅瀬で採集したコマイクラゲムシの過去2年に亘る観察結果から、発生学的研究に必要な基本情報について紹介します。
興味のある方は以下の申し込みフォームから12/16正午までにお申し込みください。zoomリンクをお送りさせていただきます。
https://forms.gle/i7Zt2RZxGVQmuWjM6
ご質問・お問い合わせがございましたらご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
後藤龍太郎
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後藤龍太郎
京都大学フィールド科学教育研究センター
瀬戸臨海実験所
649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町459
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