日本動物学会会員各位
広島大学両生類研究センターより、ダイレクトメール配信依頼がありましたのでお知らせいたします。
日本動物学会事務局
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日本動物学会会員の皆様
広島大学両生類研究センター( https://amphibian.hiroshima-u.ac.jp/ )は世界の4大両生類センターの中でも、50年以上の歴史、無尾類(カエル類)と有尾類(イモリ類)のリソースを備えた、世界一の、そして唯一の存在です。近年のゲノムプロジェクトやゲノム編集技術の発展は、両生類研究のスタイルを大きく変えつつあり、それらの研究に適したモデル両生類を中心としたバイオリソースの重要性は増大する一方です。
このような研究の潮流を受けて、広島大学では新たにバイオリソース棟を建設して、運用を開始しました。このバイオリソース棟の機能により、広島大学だけでなく、国内外における両生類研究の更なる発展が期待されます。そこで、両生類研究センターバイオリソース棟の完成を記念して、シンポジウムを開催させていただくこととなりました。
この機会に多数の皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
●両生類研究センター バイオリソース棟落成記念シンポジウム(NBRP共催、日本ツメガエル研究会後援)
3月14日(火)13:00~17:00(予定)
シンポジウム第1部 特別講演(場所: 広島大学東広島キャンパス教育学部K棟 K201)
講演者と講演タイトル
阿形清和(自然科学研究機構基礎生物学研究所所長)「両生類を使った研究から再生医療を目指す」
田村宏治(東北大学大学院生命科学研究科 教授)「脊椎動物における付属肢の起源を発生学的に推定する」
成瀬 清(自然科学研究機構基礎生物学研究所 特任教授/ NBRPメダカ代表)「メダカと近縁種ー集団ゲノム学と種分化研究の新たなモデルー」
荻野 肇(広島大学両生類研究センター長/ NBRPツメガエル・イモリ代表)「第5期NBRPツメガエル・イモリの展開と両生類をモデルに用いたゲノム進化研究」
3月14日(火)17:30~19:30(予定)
シンポジウム第2部 ポスターセッション(場所: 広島大学東広島キャンパスフェニックス国際センター ミライクリエ)
3月15日(水)09:00~13:00(予定)
講演(参加者有志による口頭発表)
(13:00以降に、希望を対象に両生類研究センターの飼育棟紹介ツアーを実施いたします。さまざまな楽しいカエルやイモリを見ていただけます。)
第1部では、クロスプラットフォームをキーワードに、両生類と他の研究動物モデルを活用した比較研究が切り開く新たな知見と、それを支えるバイオリソースについて紹介し、議論する場とします。第2部では、両生類研究にフォーカスを絞ることで、先端の研究者間の議論を出発点とした交流を盛り上げ、横断型サイエンスを支える研究コミュニティの活性化を目指します。
詳細や参加申し込みにつきましては、下記の本シンポジウムサイトをご覧ください。
URL: https://sites.google.com/view/arcsympo2023
両生類を研究対象とする方々だけでなく、これから両生類を使ってみようと考えている方、さらには生命科学に興味をもつ学生さんの参加をお持ちしています。
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センター長 荻野 肇
副センター長 林 利憲
広島大学両生類研究センター
082-424-7328
arc-symposium@ml.hiroshima-u.ac.jp