開会
大島範子庶務幹事により定款第26条に基づく定足数を満たしていることが報告された。
佐藤矩行会長により平成20年度第2回総会の開会宣言が行われた。
総会の議長に市川敏夫大会準備委員（九州大学）が推薦され承認された。

議事録署名人の選出
議長より、議事録署名人として大島庶務幹事と稲葉一男会計幹事が推薦され承認された。

福岡大学学長挨拶：衛藤卓也学長の歓迎の挨拶が行なわれ、福岡大学の歴史も紹介された。

会長挨拶：佐藤会長より、第79回学会大会準備委員会および関係各位に対する謝意表明と挨拶が行なわれた。

第79回大会長挨拶：横張文男大会長（福岡大学）の挨拶が行われた。参加者は976人、演題数は588に上ることが報告され、福岡大学事務のサポートにも謝意が表明された。

次期大会長挨拶：田中滋康次期大会長（静岡大学）の挨拶が行なわれ、大会は平成21年9月17日（木）〜19日（土）にグランシップ（最寄駅は東静岡）において開催され、20日（日）には静岡市内で「動物学ひろば」を開催予定であることが報告された。

報告事項
１.　会長報告
以下の内容が報告された。
来年度から、評議員は残るが評議員会は廃止となる。
来年度からはZoological Science Awardに付随して藤井賞５万円が授与される。
国際的な活動強化のため、2016年（8月）に日本で国際動物学会議開催の予定である。
Zoological Science冊子体をどうするか、今後2年ほどで検討し、それ以降５年ほどの本会の活動基盤を整えたい。公益法人化問題もあり、会計基盤をきちんとしたい。

２.　ZS編集主幹報告
岡ZS編集主幹より、reviewer summaryが紹介された。査読回数が多いreviewerの一覧が示された。

３.　OM賞検討委員長報告
阿形検討委員長より、正式名称を「日本動物学会女性研究者奨励OM賞」と確定し、賞の主旨と選考基準を明確化したことが報告され、3月31日の締切までに積極的に応募してほしい旨の要請がなされた。

４.　学会賞等選考委員長報告
若手研究者の渡航費支援としての江上基金、川口基金は、それぞれ2月末、8月末が締め切りであり、学会のホームページで確認して応募してほしいとの報告があった。奨励賞への応募要請もなされた。