審議事項
第1号議案 国際生物学オリンピック等への寄付について 日本動物学会は国際生物学オリンピック委員会に100万円、国際生物学賞委員会に20万円の寄付をすること、また残金は「21世紀の動物科学」の執筆者に対する謝礼(会員外執筆者3万円、会員執筆者2万円)の一部に充て、謝礼金の不足分は江上基金より充当することを決定した。
第2号議案 第81回大会(2010年)について 2010年の第81回大会は関東支部の担当であることが了承された。吉村関東支部委員長から、現時点では東京大学理学部動物学教室で受け入れる方向で調整が進んでいるとの報告がなされた。
第3号議案 「臨時将来計画検討委員会」設置について 佐藤会長から、本学会が公益法人化にどのように対応するのかも含めた学会の将来構想を具体的に検討するために、支部長(7名)に本部役員(4名)を加えたメンバーによる「臨時将来計画検討委員会」を設置し、9月の総会まで1〜2回開催したいとの提案がなされ、了承された。委員会はオープンであり、他の理事の参加も可能とした。
第4号議案 ZS編集体制について 佐藤会長から、Zoological ScienceのEditorial Boardにアジアの研究者を積極的に登用するなど、本学会の国際化に向けての検討がぜひとも必要であるが、今後 「臨時将来計画検討委員会」で議論を深めていきたいとの発言があった。
第5号議案 会費値下げの可能性について 現状の一般会費(支部会費込み11,800円)値下げについて意見交換を行なった。この問題も「臨時将来計画検討委員会」で合わせて議論することになった。学生会費(支部会費込み7,300円)については、値下げすべきであるとの意見が多かった。
第6号議案 OM賞のあり方について 佐藤会長から、動物学会女性研究者奨励OM賞の受賞対象者を、動物学会会員だけではなく、「生き物」について研究している女性研究者全体に広げることが提案され、了承された。賞選考委員会(窪川委員長)で具体的に検討してもらうことになった。 なお、動物学会の裾野を広げるために、生物教育に貢献している先生、あるいはグループを顕彰する「教育功労賞」(理事会・評議員会への推薦で決める)のようなものを設けてはどうかという提案が出席理事からなされ、検討されることになった。
第7号議案 国際動物学会議について 佐藤会長から4年毎に開催される「国際動物学会議」の経緯が紹介された。本学会の国際化を視野に入れて、本年8月(26-29日)にパリで開催される国際動物学会議にも星会員、浅島会員が参加の予定であることが報告された。
第8号議案 その他(動物学会刊行雑誌データベースについて) 永井事務局長から、動物学会刊行雑誌のデータベース化促進のために、今後も継続して学術振興会の学術データベース補助金に応募することが提案され、了承された。金額は年間100万円以内(入札の必要なし)とする。
以上
定款30条の規定により,議長及び議事録署名人により以上の議事を認め署名する。
平成20年3月15日 議長 佐藤 矩行 議事録署名人 大島 範子 議事録署名人 稲葉 一男
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