平成28年度(2016) 動物学教育賞

平成28年度学会賞等選考委員会 (平成28年5月21日開催)
赤坂甲治、浅見崇比呂、飯田 弘、井口泰泉、倉谷 滋、富岡憲治、松島俊也
委員長 井口泰泉

 平成28年度日本動物学会教育賞
応募件数2件 

理事会への推薦理由

 本賞に推薦された全2名は、選考規定にある「動物学の社会への普及に著しく貢献した個人」としての条件を満たしているが、1名は「本賞の候補者は、本学会の会員により他薦された者とする」を満たしていない。以下の理由から、齋藤淳一会員を候補者として理事会に推薦することとした。 

齋藤淳一(さいとう じゅんいち)東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭
選考の対象となる活動の名称「日本の高校生物教育を世界標準に近づけるための組み換えDNA実験の教育現場への導入と国際生物学オリンピックへの日本参加に対する長年の貢献」
  齋藤淳一会員は2001年より現在に至るまで、筑波大学や東京農工大学の遺伝子実験センター、千葉大学、東京学芸大学、京都教育センターにおいて中高等学校の教員を対象とした教育目的組み換えDNA実験の講習会を企画・実施し、教育現場で実施できる簡便な分子生物学実験の基礎と実技の指導に加え、教育現場での授業実践のサポートを行ってきた。さらに、2004年より国際生物学オリンピックの日本委員会の運営メンバーの一人として、日本代表生徒の選抜、特別教育や大会への引率に加え動物の分子細胞生物学的問題の検討と翻訳作業などに熱意を注ぎ、我が国の高校生物教育の発展に貢献してきた。2009年のつくばでの国際生物学オリンピック大会の日本誘致にも尽力した。以上のように、齋藤淳一会員は、我が国の高校生物教育の現代化と国際オリンピックに多大な貢献をした。

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