平成22年度(2010年度)日本動物学会女性研究者奨励OM賞

女性研究者奨励OM賞は、「女性研究者による動物学発展への新たな試みを奨励することを目的としており、特に、安定した身分で研究を続けることが困難であるが、強い意志と高い志を持って研究に意欲的に取り組もうとする優れた女性研究者」に贈られる。応募者は6名であった。その内、小柴和子会員は奨励賞の候補者として推薦が決まったため、選考の対象外とした。OM賞の趣旨に基づき、5名の応募者の研究内容、研究に対する姿勢、研究環境等を詳細に審議した結果、2名の候補者を理事会に推薦することとした。

受賞者氏名・所属
中谷 友紀(なかたに ゆき)・東京工業大学大学院生命理工学研究科
対象となった研究テーマ
種の異なる魚類間で腹ビレの多様性をもたらすメカニズムの解明

受賞者氏名・所属
柴田 朋子(しばた ともこ)・東京大学大学院理学系研究科
対象となった研究テーマ
動物の進化過程における再生様式の変遷

選考理由

応募者の研究内容はいずれも優れたものであった。中でも、中谷友紀会員は非常勤研究員、柴田朋子会員は短期契約のポスドクであり、共に安定した身分で研究を続けることが困難な状況にありながら、研究に対する情熱を失うことなく研究を継続して優れた業績をあげている。特に、この2名については、OM賞の性格から重視すべき点として上げられる、研究者としての独立性、研究内容と動物学との関連、Zoological Scienceや学会大会での発表、研究遂行における様々な障害の有無と研究姿勢、将来性のいずれにおいても高く評価された。

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