平成23年度(2011年度)日本動物学会女性研究者奨励OM賞

女性研究者奨励OM賞は、「女性研究者による動物学発展への新たな試みを奨励することを目的としており、特に、安定した身分で研究を続けることが困難であるが、 強い意志と高い志を持って研究に意欲的に取り組もうとする優れた女性研究者」に贈られる。応募者は6名であった。OM賞の趣旨に基づき、4名の応募者の研究内容、研究に対する姿勢、研究環境等を詳細に審議した結果、2名 の候補者を理事会に推薦することとした。

受賞者氏名・所属・職
土原和子(つちはらかずこ)・同志社大学ニューロセンシング・バイオナビゲーション研究センター・嘱託研究員
対象となった研究テーマ
「有害物質の無毒化に関わる調節タンパク質の同定と機能解析」

受賞者氏名・所属・職
四宮愛(しのみやあい)・慶応義塾大学法学部自然科学(生物)・助教
対象となった研究テーマ
「性決定機構の多様化をもたらす性関連遺伝子の種内変異」

応募者の研究内容はいずれも優れたものであった。中でも、土原和子会員は嘱託研究員、四宮愛会員は期限付き助教であり、共に安定した身分で研究を続けることが困難な状況にありながら、研究に対する情熱を失うことなく研究を継続して優れた業績をあげている。特に、この2名については、OM賞の性格から重視すべき点として上げられる、研究者としての独立性、研究遂行における様々な障害の有無と研究姿勢、将来性のいずれにおいても高く評価された。

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