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■ 平成25年 (2013)

 ■ 2013年度 大会・シンポジウム案内 (大会報告)

 大会報告(2014/03/10) 
 
平成25年度の日本動物学会中部支部大会が、今月8、9日に自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター(岡崎市)で開催されました。多くの方々にご参加・研究発表いただき,にぎやかで充実した大会となりました。ご講演、ご参加、ご協力いただいた皆様に、実行委員一同お礼申し上げます。

今回は事前申込み122名(うち学生・高校生68名),当日参加20名の計142名の方々にご参加いただきました。今回の大会の特徴として高校生の口頭発表、ポスター発表が多かったことが上げられます。その発表内容も優れたものが多く見られました。支部大会の役割として地域の高等学校と大学・研究所との間を繋ぐ機会を提供するということがあるかと思いますが、この大会ではその機能がうまく果たされたのではないかと考えています。

2日目の公開シンポジウム「魚類の性 - 遺伝・行動・生態 -」では4名の先生をお招きし、「魚類の性」がもつ不思議の一端を一般向けにわかりやすくご講演いただきました。

研究発表は全47題あり、うち学生による発表が21題(口頭11、ポスター10)、高校生による発表が19題(口頭7、ポスター12)ありました。学生・高校生を対象とした学会発表賞は、共同発表者を除く審査員が分担して採点した結果をもとに選考されました。同点者を含め、最高点の方々が最優秀賞、次点の方々が優秀賞を受賞し、表彰状が授与されました。受賞者の方々、おめでとうございます。発表者「発表題目」を発表順でご報告いたします。


<学生最優秀口頭発表賞>

豊田 賢治、宮川 一志、蛭田 千鶴江、角谷 絵里、荻野 由紀子、宮川 信一、井口 泰泉(基礎生物学研究所)「ミジンコにおける幼若ホルモンの性決定ホルモンとしての新規生理機能の解析」

学生優秀口頭発表賞

半本 秀太朗・渡邊 大・三浦 徹・前川 清人(富山大学大学院)
「なぜタカサゴシロアリには雄のソルジャーしかいないのか?」

学生最優秀ポスター発表賞

大原 裕也,小林 公子,小林 悟(静岡県立大学大学院)
「ショウジョウバエ成虫期に発現するインスリン産生細胞の解析」

学生優秀ポスター発表賞

竹中 將起・東城 幸治(1信州大学理学部)
「日本固有の科・ガガンボカゲロウ科昆虫類における分子系統地理学的研究」

榮 雄大・西村 俊哉・山本 耕裕・田中 実(基礎生物学研究所)
「メダカ性分化時における、栄養制限の影響」

高校生最優秀口頭発表賞

鈴木 佑弥・芹田 凌平 殿(静岡県立磐田南高等学校)
「クモを食べるクモ ヤリグモ(Rhomphaea sagana)の捕食行動について」

高校生優秀口頭発表賞

倉田 裕斗・清水 龍介・辻 光希(山梨県立韮崎高等学校・生物研究部)
「キイロショウジョウバエの寿命は何によって決まるのか」

猪又 颯・矢崎 百笑・鈴木 吾門・平澤 茉衣(山梨県立韮崎高等学校・環境科学部)
「甘利山の土壌環境調査」

植木 大和・小島 里彩・辻 耶也子・加藤 由衣・森田 紗永(静岡県立浜松北高等学校・生物部)
「コフキトンボの生態に関する研究」

野呂 勇希・山田 一輝・後藤 拓真・山本 晃輔・相松 紀衣・長谷川 夏生・西飯 信一郎(鈴鹿高等学校・自然科学部)
「ネコギギ個体群が見かけの完全復活−鈴鹿川水系の環境調査XI−」

宮腰 恭平・伊藤 夏輝・吉村 健瑠・嵯峨 麻由子・中川 えみ・高田 可奈子・橋本輝己(福井県立鯖江高等学校・生物クラブ)
「スカシカシパンの潜行と起き上がり行動におけるすかし孔のはたらき」

丹羽 大樹・後藤 暁彦・三輪 直生・二村 凌・古屋 康則・矢追 雄一・高木 雅紀(岐阜県立岐阜高等学校自然科学部生物班)
「揖斐川水系支流におけるイワナとアマゴの交雑種の生殖腺の発達について」

高校生最優秀ポスター発表賞

渡邊 麗弥・沖田 一郎・細田 昭博(浜松日体高等学校)
「ハダカアリの研究 〜密かな侵略者の作戦〜」

高校生優秀ポスター発表賞

薗田 祐子・水谷 広也(愛知県立旭丘高等学校)
「モデル動物メダカの実験・観察」

水野 ひなの・章玉澄・佐々木 拓海・酒井 奈々子・孔博研・浅井 優太・中島 建(愛知県立刈谷高等学校スーパーサイエンス部生物班)
「生分解性プラスチック分解菌の好む環境を探る」

加藤 優衣・栗田 紗妃・小嶋 寧々・坂野 小桜・不破 茉綸(名城大学附属高等学校)
「げっ歯類の頭骨の観察」

鈴木 良太郎・藤田 航(名城大学附属高等学校)
「魚類の透明骨格標本の観察」

大西 沙知代(名城大学附属高等学校)
「抗菌性のある酵母液の実用化」

菱川 湧輝・倉田 悠里・小早川 紗良・平井 信充・甲斐 穂高・山口 雅裕(鈴鹿工業高等専門学校)
「三重県沿岸海域のCOD解析とプランクトンの同定」

 
 

来年度の大会は、鈴木信雄先生を中心とする金沢大学環日本海域環境研究セン
ター臨海実験施設の先生方により開催していただく予定です。皆様と再びお会い
できることを楽しみにしております。


2013年度公益社団法人日本動物学会、中部支部大会実行委員会
成瀬 清、竹花佑介、宮川信一、荻野由起子、田中 実、小林 悟、井口泰泉
 





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下記は開催前に掲載された大会案内です。


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■ 2013年度 大会・シンポジウム案内

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平成25年度 日本動物学会 中部支部大会のお知らせ(2014.02.28)

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本年度の中部支部大会は平成26年3月8日(土)と9日(日)に愛知県岡崎市にある自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター(http://www.orion.ac.jp/occ/)にて開催します
  
3月初旬ですので卒業研究や修士課程の研究を発表することでより多くの方の意見を聞き次に生かす機会にもなろうかと思います。
 
1日目は会員の方々の発表を中心とした日程を設定しました。口演のスロットに制限はありますが今回の中部支部大会ではできるだけ多くの方に口演の機会を提供したいと思っております。口演での発表申し込みを積極的にお願いいたします。また、ポスター発表はコンファレンスセンター中会議室にて懇親会を兼ねながら率直な意見を言える場にしたいと思っております。
 
2日目には会員の皆様の発表に加え、公開シンポジウム「魚類の性 - 遺伝・行動・生態 -」を開催します。魚類を用いた研究から新たな性決定遺伝子が同定され、ゲノムレベルでその進化過程が明らかにされつつあります。また性行動に関しても神経発生や内分泌学的知見と結びついた興味深い研究が発表されています。それぞれの分野を代表する4名の演者の方に「魚類の性」がもつ不思議の一端を一般向けに易しくご講演いただきます。

高校生や教員の方々、非会員の方々の発表も大歓迎です。学生(学部・大学院)・高校生の優秀賞・奨励賞等の表彰があります。動物学領域の内外を問わずご周知くださりたく、ここにお願い申し上げます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

また、昨年度の支部会でも好評であった生物アート・クラフト作家4名による、動物学会ならではの展示即売会も開催します!

参加費無料に変更しました!当日参加も大歓迎です!


 
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お問い合わせは、お気兼ねなく以下にお願いいたします。
 
E-mail: zool2013[at]nibb.ac.jp [at] を半角@に変えて送信してください。
 
 
     2013年度公益社団法人日本動物学会、中部支部大会実行委員会
          成瀬 清、竹花佑介、宮川信一、荻野由起子、田中 実、小林 悟、井口泰泉






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●日時・会場・参加費・懇親会費・アクセスなど

日時:平成26年(2014年)3月8日(土)、9日(日)
会場:自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター

         〒444-0864 岡崎市明大寺町字伝馬8−1(http://www.orion.ac.jp/occ/
参加費:無料(2014.02.28改訂)
懇親会費:4,000円
会場へのアクセス:
名鉄東岡崎駅より南に徒歩約10分



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●大会プログラム2014.02.28改訂,2014.03.03一部改訂あり)
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             ←詳細はこちらのPDFをご覧ください
 
 
3月8日(土)
12:10〜     受付・ポスター貼り出し
13:10〜13:15 開会式(支部長挨拶:井口 泰泉)
13:15〜15:00 学生口演(15分×7件)(大会議室)
15:00〜15:15 コーヒーブレイク
15:15〜16:15 学生口演(15分×4件)(大会議室)
16:15〜16:30 休憩
16:30〜17:30 一般口演(15分×4件)(大会議室)
17:30〜18:30 学生・一般ポスター発表,クラフト展示即売会(中会議室)
                             支部会議(小会議室)
18:30〜20:00 懇親会(中会議室)
     (ポスター発表を継続できます)

3月9日(日)
08:30〜         受付,ポスター貼り出し
09:00〜09:15 一般口演(15分×1件)(大会議室)
09:15〜11:00 高校生口演(15分×7件)(大会議室)
11:00〜12:00 高校生ポスター発表・クラフト展示即売(中会議室)
12:00〜13:00 昼食、支部総会(小会議室)
13:00〜15:00 公開シンポジウム「魚類の性 - 遺伝・行動・生態 -」 
       (司会:成瀬 清)(大会議室)
         菊池 潔 (東京大・水産実験所) 
         「移り変わる性決定遺伝子 - フグ近縁種群を材料として -」  
         田中 実 (基生研・生殖遺伝) 
         「揺れ動くメダカの性分化 - 生殖細胞が関わる性分化機構」 
         竹内 秀明 (東京大・院理・生物科学) 
         「メダカの恋心の神経分子基盤」
         桑村 哲生 (中京大・国際教養) 
         「サンゴ礁魚類の性転換 - 社会関係で決まる性」
15:00〜15:15 学生・高校生口頭発表賞・ポスター賞表彰式 
         閉会式(支部長挨拶:井口 泰泉)
15:15        閉会


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●発表者について
口頭発表は発表12分+質疑応答3分の予定です。ご自身のパソコンをご持参ください。また、ポスターボードのサイズは幅90cm×高さ180cmです。
 
●宿泊について
東岡崎駅周辺のホテルをご利用下さい(http://www.nibb.ac.jp/about/hotel.html)。


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●2日目の昼食について(2014.02.28改訂)
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事前に申し込まれた方にはお弁当をご用意いたします。引換券をお渡ししますので、お弁当代\1,000を受付時にお支払い下さい。

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 ● マニアック生物アートサークル「生物部」展示即売会 ●
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 (生物部HP: http://seibutsubu.web.fc2.com/index.html

コンセプトは「マニアックな生物を作る、マニアックな視点で作る」で、私たちは「マニアックな視点」で「実在する生物」を「手作り作品で表現することにこだわっています。
 様々な形態でいろんな生物作品を出品しますので、皆様のお越しをメンバー一同お待ちしております! オークションもあります!
 
 【出展作家(予定)】
・「UMEZAWA CRAFT」(http://www.h6.dion.ne.jp/~m.ume/
    ・・・ステンドグラス、ガラス絵
「観察日記」(http://sadomarine.web.fc2.com/index.html
    ・・・フェルトのぬいぐるみ、教育用作品
    (都合により参加できなくなりました。2014.02.28追記)
・「kinoko-mono」(http://www.kinoko-mono.jp/
    ・・・きのこアクセサリー
・「地球の玉手箱」(http://earthbox.jugem.jp/
    ・・・プチジオラマ(生物は樹脂粘土で制作)、教育用作品
・「ハサミック・ワールド」(http://angel.ap.teacup.com/scissorhands
    ・・・立体作品「切り紙クラフト」
 
    
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ポスター

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