本部企画シンポジウム

「成茂動物科学振興賞を経て:ユニークな動物学研究の展開」

Advancing Unique Zoological Research:Insights Gained Through the Narishige Zoological Science Promotion Award

オーガナイザー:日本動物学会本部(志賀 向子・深津 武馬・吉田 薫・佐倉 緑)

2010 年に始まった成茂動物科学振興賞は、株式会社成茂科学器械研究所様からのご支援を受け、今年で16 年目を迎えます。本賞は「動物学分野でユニークな研究を展開する研究者」に授与される賞であり、特に実験系、解析系を独自に開発することで、先端的かつ国際的な動物学研究を展開している会員が表彰されてきました。本シンポジウムでは昨年度までの15 回を区切りとして、本賞を経て展開されているユニークな動物学研究にスポットを当てました。モデル生物の研究だけでは到底到達できない発生生物、生物振動、進化生物に関する動物学研究のおもしろさを、若手研究者への激励のメッセージを添えて5 名の方々に講演していただきます。多様な動物を扱うことのできる、本学会会員ならではの動物学研究の可能性を感じていただけることと思います。

講演者


秋山-小田 康子(JT 生命誌研究館/大阪医科薬科大学)
オオヒメグモの発生生物学

守野 孔明(筑波大学・生命環境系)
らせん卵割動物を舞台にしたEvo-Devo 研究

越川 滋行(北海道大学・院地球環境科学)
ミズタマショウジョウバエの模様形成についてわかってきたこと

高梨 琢磨(福島大学・食農学類)
生物振動学:振動による行動制御機構を応用した害虫防除

細 将貴(早稲田大・教育・生物)
カタツムリの螺旋をめぐる進化の謎を解く