日本動物学会 第93回早稲田大会のご案内(第5報)
2022年8月26日更新
日本動物学会会員各位
皆様,こんにちは。2022年9月8日(木)~10日(土)に開催する公益社団法人日本動物学会第93回年次大会(早稲田大会)についてご案内します。3年ぶりの行動制限のない夏だったとはいえ,第7波となった新型コロナウイルス感染状況は全国で今も高い水準であり,しかも今後の収束は緩やかである,との予測があります。2週間後に迫る“大会のスタイル”の決定を皆様にお待ち頂きましたが,公開プログラムに従って対面での開催を進めることにいたします。
一般口演発表者の皆様にコンピュータを持参して頂き,各会場でZoomを利用する発表方式をお願いするなど,例年とは異なる要領がありますので,プログラム集10~11頁の説明に従って,念入りにご準備をお願いします。各会場が密にならないように定員に余裕を見込んでいます。ひょっとしたら広すぎてちょっとサビシイ感じになる会場もあるかもしれません。そういう会場では議論でがんがん盛り上がってください。それから,いつもと同様の“懇親会”はさすがに断念して”情報交換会“に転じました。キャンセルの受け付けをしましたが,多くの方が”情報交換会“を受け入れて下さったのでほっとしております。全国から集う皆様が文字通り,愉快に情報を交換する場になるよう飲食の提供方法などの工夫を開催直前まで検討いたします。公開行事・企画では,事前にWEBで参加登録をお願いすることもはじめての試みです。それから,参加登録された方へお送りしている参加証に「新型コロナウイルス感染防止に関する同意事項」という見慣れぬ項目が印刷されておりますが,ご対応を宜しくお願いします。
一般口演やシンポジウム,関連集会の他に,重要文化財”大隈記念講堂“におけるナリシゲシンポジウム,各賞授賞式,総会,受賞講演や,国際会議場での高校生発表,公開講演会,NHK/NHKエンタープライズとのコラボ企画,動物学ひろば,iPadが当たる企業展示スタンプラリーなどが皆さんをお待ちしております。公開プログラムに加えて,近日公開予定のWEBプログラム(Kcon-navi システム)をチェックしてください。
尚,新型コロナウイルス陽性あるいは濃厚接触者に認定されるなどで発表者が来場できない場合は,連名発表者による発表をお願いします。それもかなわない場合は対応策をご相談させて頂きますので,実行委員会に直ちにご連絡ください。
このように,本大会では対面集会を実現するために様々なレベルで感染予防の工夫をしますが,やはり参加者一人一人に,健康管理,不織布マスク着用(その他の材質のマスクは不可),体温チェックなどを委ねることが大会成立の基本になります。実行委員一同,精一杯努力いたしますので,どうか皆様,万全の体調でいらしてください。
2022年8月
早稲田大会 実行委員会
委員長 加藤尚志
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日本動物学会 第93回早稲田大会のご案内(第4報)
2022年7月27日更新
日本動物学会会員各位
皆様,こんにちは。2022年9月8日(木)~10日(土)に開催する公益社団法人日本動物学会第93回年次大会(早稲田大会)についてご案内します。人々の直接交流を大事にしてきた日本動物学会ですが,ここ数年,「リアル」な会場発表の経験,体感が乏しいまま巣立っていく学生会員の存在を重く受けとめ,早稲田大会実行委員会は対面開催を目指してきました。一般発表424件,シンポジウム・関連集会24件,高校生ポスター発表約80件となり,事前参加登録者は約800人になっています。現在,プログラム集の作成を進めており8月上旬にWEBで公開する予定です。ところが未曾有の新型コロナウィルス第七波の到来により感染リスクが高まっており,皆様におかれましては,発表スタイルや,旅程の確保など,様々にご心配されている状況だとお察し申し上げます。実行委員会では,ハイブリッド形式を含む種々の対応策を検討しておりますが,現時点では対面開催を基本にする方針です。
しかし次のような,従来と異なるやり方を取り入れる予定です。
1)会場となる早稲田大学では大規模な空調の改修などが完了しておりますが,マスク着用や発表会場の定員数制限などの新型コロナ感染防止ルール(早稲田大学)を反映した大会ポリシーを設定しております。手指消毒液や体温測定のサーモカメラも設置します。しかし賢明な皆様はお気づきのように,会場入り口で発熱を知るのでは感染拡大阻止には遅すぎます。そこで参加者の皆様には,起床後に平熱であることを確認してからご来場いただくようお願いします。こうした参加者一人一人のご協力が他者への感染リスクを減らし,大会運営労力の低減につながります。
2)「懇親会」に代えて,参加者の直接交流を実現するために,飲食提供の方法を変更して「情報交換会」を開催します。しかし「懇親会」を申し込まれた方がキャンセルする場合,手続きを後日にご案内いたします。
3)口頭発表では,発表ツールとしてZoomを使います。発表者はご自分のコンピュータを持参してください。各会場で指定されるZoom会議室にログインし,画面共有することで自動的にプロジェクター投映される仕組みです。従来のレーザーポインターを使う発表スタイルと要領が変わりますので,Zoomに慣れない方は事前の予行を推奨いたします。(Zoomを使いますが,会場外からのオンライン発表を前提にしておりません。)
4)シンポジウム・関連集会の発表者は,企画代表者に実施手順の諸点をご確認ください。
5)公開行事(本部企画,市民公開講演会等)の参加者には,WEBから事前登録をお願いする予定です。
以上の詳細は,今後適宜,実行委員会の担当者からお知らせいたします。
新型コロナウィルス第七波到来を背景にしたお知らせでしたが,本大会には従来通り,楽しい企画もあります。動物学ひろばの募集は近々開始します。関係者の皆様にはお待たせしましたがご応募をお待ちします。また本大会の特色になるNHK/NHKエンタープライズとのコラボ企画では,「ダーウィンが来た!」の番組スタッフの皆様が動物学会員との出会い,交流を楽しみにされております。大会期間中にオープンする「動物学映像化よろず相談所」へ皆様の研究題材を是非お持ちください。これらについては別途,ご案内いたします。
今後も刻々と新型コロナ感染状況が変化すると思われます。皆様と皆様の周囲の方々の健康を守ることは必定です。同時に日本動物学会年次大会は,研究者交流にとっても大事な機会です。これらを勘案して大会開催のスタイルの最終決定は8月26日前後になる予定です。皆様には様々にご面倒をおかけしますが,大会実行委員一同,有意義で活発な大会になるよう努力しますので,どうかご理解いただきたく,ご支援頂ければ幸いです。
2022年7月
早稲田大会 実行委員会
委員長 加藤尚志
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日本動物学会 第93回早稲田大会のご案内(第3報)
2022年5月27日更新
皆さま,こんにちは。シンポジウムと関連集会のご提案は全て採択させていただき,シンポジウムは18件,関連集会・サテライト企画は6件となり盛況です。ご提案頂いた企画者の皆様に御礼申し上げます。一般発表の登録〆切は当初は5月24日でしたが,正直に申し上げると演題登録の出足が鈍かったため,ぎりぎりプログラム編成が間に合う6月7日(火)正午まで延長しました(6月7日以降は登録情報の修正ができませんのでご注意ください)。ところが嬉しいことにこの数日で登録がぐっと増えてきました。有難うございます。
本部企画では大隅良典先生をお招きし,「本当に面白く大事なことができているのか?」という議論が巻き起こされる予定です。そして早稲田大会ではNHKエンタープライズとの共同企画を準備中です。自然科学を扱ったテレビ番組に触発されて動物学の道を選ばれた方は少なくないと思います。「ダ―ウインが来た!」という番組をご存知でしょう? 大会の会期中に「動物学映像化よろず相談所(仮称)」を開設し,「ダ―ウインが来た!」の番組スタッフが皆さんから「映像化」の相談を受け付けます。彼らには最終日の公開講演会「環境と教育の未来・動物学からのメッセージ」や,高校生・一般向けの教育講演でも話題を提供してもらいます。
早稲田大学ではコロナ感染対策のために空調設備の改修を進め,また現在の各教室の収容定員は1/2に制限されています。この状況が続いても,会場定員数に留意しつつ対面開催ができるよう準備しております。参加者個人に求める感染対策については,後日ご案内する予定です。長いコロナ禍対応が定着してリアル交流に気が乗らない方も,久々の年次大会参加をご検討ください。尚,参加登録早割の初回〆切(5月31日(火)正午)が近づいております。ご予定が確定した方は是非お申し込みください。早稲田大会実行委員会一同,鋭意開催準備中です。
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日本動物学会 第93回早稲田大会のご案内(第2報)
2022年3月9日更新
日本動物学会会員各位
公益社団法人日本動物学会第93回は,早稲田大学の早稲田キャンパス(東京都新宿区)にて,2022年9月8日(木)から10日(土)までの3日間にわたり開催します。一般発表,各賞授賞式,受賞講演,総会,高校生発表,動物学ひろばに加えて,公開講演会「環境と教育の未来:動物学からのメッセージ」,そして東工大栄誉教授の大隅良典先生をお招きする本部企画を実施いたします。
今後の登録日程の概要をご案内申し上げます。
【シンポジウム・関連集会】
2月15日(火)~3月22日(火)12:00まで
公募を開始しております。企画をお持ちの方は応募を進めてください。
【一般発表】
4月12日(火)~5月24日(火)12:00まで(※)
全件,口頭発表です。特に若い学生会員の皆様,大歓迎です。
尚,発表演者は,学生を含めて動物学会の会員に限りますので,非会員の方は早めに学会への入会手続きをお願いいたします。
【高校生発表】
5月17日(火)〜6月21日(火)12:00まで
5月からポスター発表の要項を公開して受付を開始します。
【参加登録,懇親会参加申し込み】
4月12日(火)から開始します。
5月31日(火)までの申し込みは早期割引になります。
大学院生を含め学生の参加登録費は無料です。
そのほか動物学ひろば,企業展示、託児室利用等の募集は例年通り行います。
詳細あるいは変更は逐一下記の大会HPでご案内します。
第93回早稲田大会ウェブサイト:http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/
ご質問・ご要望等は次のメールアドレスまでご連絡ください。
zsm2022@list.waseda.jp
世界では,人々の交流と理解が課題になるいろいろなことが続きますが,9月には東京に集合して,動物学の世界を満喫しましょう。
2022年3月
早稲田大会 実行委員会
委員長 加藤尚志
(※)演題登録の締め切りを6月7日(火)正午まで延長しました(5月19日更新)
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日本動物学会 第93回早稲田大会のご案内(第1報)
2021年12月27日更新
日本動物学会会員各位
公益社団法人日本動物学会第93回は、早稲田大学の早稲田キャンパス(東京都新宿区)にて,2022年9月8日(木),9日(金),10日(土)の3日間にわたり開催します。
思い起こせば2018年の札幌市で開催予定であった第89回大会は北海道胆振東部地震による影響のために,急遽東京に会場を転じて部分的開催に変更になりました。2020年は米子にて開催の予定でしたが,新型コロナウィルス感染症の流行のためにオンラインによる縮小開催となり,2021年も感染状況は改善せず,ついに2年続けて米子市での開催は叶わずにオンライン大会となりました。
したがいまして,2022年の早稲田大会は,2019年に大阪市立大学で開催されました第90回大会以来の対面実施となります。現在も世界的な新型コロナウィルス感染症の蔓延がおさまる気配はありません。しかし研究・教育現場では様々な工夫を凝らして,この難局を乗り越えてきたこととお察し申し上げます。関東支部員で構成する早稲田大会実行委員会は,皆様が久々に東京で“リアル”に集うことを前提にして,鋭意,開催準備を進めているところです。
シンポジウム,関連集会の募集は2月から,一般発表は4月から登録を開始しますので,皆様におかれましてはご準備を進めて頂くようお願いいたします。一般発表は口演で実施します。特に学生会員の皆様にはオンライン発表とは違ったスタイルで,研究成果を存分に伝える機会にして頂きたいと願っております。こうした“リアル”な大会は学会発表の形式として定着してきましたが,早稲田大会では今後の大会の新たなスタイルを試行してみたいと考えています。これまでのオンライン開催で培った様々な経験を逆手にして活かし,会員からの要望を取り入れ,口演前後にWEBベースで更なる議論を可能とするツールの試験運用を計画しております。
本部企画,各賞授賞式,受賞公演,総会を実施する大隈記念講堂(重要文化財,1927年建設)や懇親会会場のリーガロイヤルホテルを含めて,各々の会場はいずれも近接しております。東京メトロ沿線,山手線沿線をはじめ,東京都内には宿泊施設は多数ありますが,早めの宿泊・旅程の確保をお薦めいたします。
本実行委員会は対面での開催を前提にして準備を進めています。しかしながらウィルス感染症等の状況によってはオンライン開催に切り替える場合があり得ることをご理解ください。
参加登録,演題登録,プログラムの概要などは,逐一下記の大会HPでご案内しますので,どうか宜しくお願いいたします。
第93回早稲田大会ウェブサイト:http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/
2021年12月
早稲田大会 実行委員会
委員長 加藤尚志