日本動物学会北海道支部 第609回支部講演会の開催(2025.12.24 pm 5:30-)

エゾリス(旭川医科大学RI実験施設 長原稔和氏提供)

日本動物学会北海道支部 第609回支部講演会

日時:2025年12月24日(水) 17:30~18:30
場所:北海道大学 理学部5号館8階 813号室

演者:佐々木 嵩夫 博士(Brain and Cognitive Sciences, University of Rochester)

演題:鳩と蟻を使った集団思考の研究

要旨:集団思考―人間や動物のグループが、あたかも一つの「脳」として情報を処理する現象―の研究は、100年以上の歴史をもつ古典的なテーマです。しかし、自然界においてどのような状況で、またどのようなメカニズムによって集団思考が個体の思考を上回る(あるいは下回る)のかは、いまだ十分に理解されていません。私の研究室では、ムネボソアリ (Temnothorax rugatulus) と伝書バト (Columba livia) をモデル系として、この問題に取り組んでいます。心理学で用いられる個体の認知能力測定法を応用し、集団および個体レベルでの意思決定の特徴を比較しています。さらに、実験データと数学的モデルの解析を通じて、集団思考が「いつ」、そして「どのように」創発するのかを明らかにすることを目指しています。本セミナーでは、これまでの成果に加えて、現在進行中の「集団学習」に関する研究も紹介します。

第609回日本動物学会北海道支部講演会

世話人:
和多 和宏(北海道大学 理学研究院)
wada[a]sci.hokudai.ac.jp
[a]を@に変えてください

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