公益社団法人 日本動物学会会員 各位
公益社団法人日本動物学会第96回大会は、下記要領にて2025年9月4日(木)から6日(土)までの3日間、名古屋市港区のポートメッセなごや( https://portmesse.com/ )を会場として対面方式で開催いたします。本大会では、一般演題はポスター発表のみとします。学生の方も広い会場を使ってのびのびと緊張せずにじっくりと議論できると思いますので、積極的な演題申し込みをお願いします。
各種イベントの申し込みの締切は、公募シンポジウム・関連集会は2025年3月28日(金)、一般演題は2025年5月30日(木)、動物学ひろばは2025年6月9日(月)を予定しています。
会場へのアクセスは、名古屋駅からあおなみ線で約20分です。開催地の名古屋市は三大都市圏の一つで宿泊施設は数多くありますが、大阪万博の開催期間中にあたりますため宿泊施設の混雑の見積もりが困難です。宿泊施設をできるだけ早めにご予約されることをお勧めします。
今名古屋大会は従来とは趣向を変えて大学を離れ、伊勢湾に面した広い展示会場でポスターでの研究発表をメインとし、隣接した会議場でシンポジウムや関連集会を行うこととしました。ゲノム編集やゲノム情報取得がさまざまの動物で容易に可能になりつつある現在、動物学会員が蓄積してきた唯一無二の現象を新たな角度から精緻に解析し、モデル動物では解き明かすことのできなかった生物の新たな全体像を描く時代が到来しつつあると認識しています。従来の動物学会がさらに発展変容できる時代であると確信しており、新たな時代の動物学会にふさわしい大会になるべく実行委員一同努力を続けています。
ここ名古屋で大会が開催されるのは実に31年ぶりです。自動車や航空機などの重工業やハイテク産業が発展してきたこの地域の精神風土は、江戸から明治初期の近代科学導入の時期から独特の科学を発展させてきました。名古屋大会ではそのような地域の動物学研究の歴史的一端も紹介できるよう準備しています。ご期待ください。またこの名古屋地域の精神風土に基づいた他では見られない独特の博物館美術館、歴史的遺産、日本でも指折りの動物園や水族館など、訪れていただきたい場所が数多くあります(会場の隣にはJR東海リニア館やレゴランドがあります)。学会での活発な発表や議論とともに、是非この機会を捉えて名古屋の地域の魅力もご堪能くださると嬉しく思います。
2024 年12月
第96回名古屋大会実行委員会 委員長 名古屋大学 田中 実
記
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- 会期:2025年9月4日(木)、5日(金)、6日(土)の3日間
- 会場:ポートメッセなごや https://portmesse.com/
- プログラム概要
・一般講演は全てポスター発表とし、第2日目と第3日目に行う予定です。
・公募シンポジウム・関連集会は、第1日目と第2日目に行う予定です。
・本部企画シンポジウム、総会、受賞者講演は第1日目に行います。
・懇親会は、ポートメッセなごやで第1日目(受賞者講演後)に行います。
・デジタルWEBプログラムを運用し、プログラム冊子を会場で配布します。
・公募シンポジウム・関連集会および一般講演の募集、各種委員会や動物学ひろばを含めたプログラムの概要は随時電子メールでご連絡するとともに、大会ホームページ https://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/ でお知らせします。
・高校生ポスター発表、公開講演会、動物学ひろば、企業展示、託児室等は例年に準じて行います。
詳細は「大会日程・プログラム」をご覧ください。 - 参加費、懇親会費
大会参加費,懇親会費は3段階で設定します(事前登録早期:5月10日まで、事前登録中期:5月30日まで、事前登録後期:5月31日以降8月16日まで)。早い時期の申し込み(登録)は参加費が安くなります。早めの登録をお願いします。
詳細は今後「参加・演題登録」に掲載いたします。 - その他
・発表のない学部生の参加費は無料とします。
・公募シンポジウムと関連集会の募集案内は2025年1月中にお送りします。シンポジウムや関連集会の企画を予定されている方は準備をお願いします。なお、ご提案やご要望(会場の広さや開催日時)に沿いかねる場合があること、複数のシンポジウムの統合などのお願いをする場合があることを、あらかじめご承知おきください。
名古屋大会に関するご質問・ご要望等がございましたら、「お問い合わせ」 https://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/contact/からご連絡ください。