大会サイトからの転載記事です。
元記事:https://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/summary/
2019年10月11日
日本動物学会会員各位
公益社団法人日本動物学会第90回大会は、大阪市立大学杉本キャンパスを会場として2019年9月12日(木)~14日(土)の会期で開催されました。学会事務局と各担当係の調べでは、大会参加者839名(内学部学生64名)、中高校生の発表者203名、動物学ひろば参加450名、公開講演会参加120名でした。大会では、本部企画シンポジウム4 演題、動物学国際交流シンポジウム(ナリシゲシンポジウム)6演題、公募シンポジウム112演題(23企画)、関連集会9演題(4企画)、口頭発表446演題の各発表がありました。また、小中高生によるポスター発表が行われ、66演題(全国から小3、中7、高56)の発表がありました。このように大勢の皆様にご参加いただき、多くの発表をして頂きましたことに心より感謝を申し上げます。大会前日の記者会見では、メディア5社に対して学会と大会の概要を発表致しました。
大阪大会は、懇親会を除き、大学校舎のみで開催致しました。大会受付が分かりにくかったこと、最終日に火災報知器の誤作動があり講演者、座長や参加者の皆様に大変ご迷惑をおかけしたことなど、至らぬ点が多々ありましたことお詫び申し上げます。一方、懇親会は、多少炭水化物が多めだったかと思いますが、閉会まで食事、飲み物ともご提供でき、まずは良かったと思っております。
大阪大会では、一般発表はすべて口頭発表と致しました。多くの教室の机が固定式で室内から運び出せないためポスター会場の確保が難しく、ポスター発表を行いませんでした。「ポスター発表もあれば良かった」というご意見を頂きましたが、事情をご理解頂ければ幸いです。いずれにしましても、一般発表の形式は大会ごとに実行委員会が決めていますが、動物学会大会の発表形式(口頭発表とポスター発表の混在比?)はどのようなものが好ましいのかは、難しい問題です。一度学会内で議論や調査などしていただけると、会員が望んでいる発表形式の目安が分かるかもしれません。
本大会の準備と当日運営は、大阪市立大学所属の会員5名と近畿支部の他大学所属の会員14名(京都大4名、奈良女子大3名、奈良県立医科大1名、大阪大学3名、甲南大学2名、兵庫県立大1名、理化学研究所1名)の計20名(実行委員19名、アドバイザー1名)を中心として行いました。実行委員およびアドバイザーの皆様に厚く御礼申し上げます。また、ご支援頂きました学会本部の皆様、準備と運営にご協力頂きました大阪市立大学の特任教員の先生方に感謝申し上げます。学生アルバイトの皆さん、大阪市立大学の事務および秘書の方々、懇親会会場のシェラトン都ホテル大阪の関係者の皆様など、大会を支援してくださいました方々にも厚く御礼申し上げます。
最後に、大阪大会に参加された皆様に改めて感謝申し上げます。来年の大会は鶴崎展巨 会員(鳥取大学)を大会実行委員長として米子市で開催されます。米子で皆様と再会できることを楽しみにしています。
第90回大阪大会実行委員長 寺北明久(大阪市立大学)