日本動物学会女性研究者奨励OM賞 受賞者
西暦 | 元号 | 受賞者 | 大学名 | 受賞内容 |
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2001 | 平成 13年 |
定本久世 | 北海道大学・大学院生 | 軟体動物を用いた学習記憶機構における転写調節因子の機能解析 |
松下智子 | 奥羽大学歯学部・助手 | 魚類味覚MSG,MSAリセプターのクローニング | ||
2002 | 14年 | 向後晶子 | 藤田保健衛生大学医学部・助手 | 細胞間接着は遺伝子発現パターンに影響するか?-腎臓の形態形成におけるショウジョウバエ上皮性癌抑制遺伝子哺乳類ホモログの機能解析 |
成瀬真弓 | 奈良女子大学・非常勤講師 | 生物時計機能のどの段階が活動リズムの可塑性に関与するか | ||
2003 | 15年 | 箕浦高子 | 筑波大学生命・文部科学技官 | テトラヒメナ新規アクチン関連タンパク質(tArp)の繊毛形成における機能 |
藤原宏子 | 日本女子大学理学部・非常勤講師 | 鳥類の音声記憶は脳のどこに貯蔵されているか? | ||
2004 | 16年 | 木下充代 | 横浜市立大学大学院総合理学研究科・博士研究員 | アゲハ脳における神経伝達物質と生理活性ペプチドの分布地図作成 |
沓掛磨也子 | 産業技術総合研究所生物機能工学部門・第一号非常勤職員 | 社会性アブラムシにおける兵隊特異的発現プロテアーゼの機能と進化に関する研究 | ||
2005 | 17年 | 寺崎朝子 | 千葉大学大学院自然科学研究科 | 無脊椎動物のlasp family タンパク質の機能解析 |
杉浦真由美 | 奈良女子大学大学院人間文化研究科 | 原生動物繊毛虫ブレファリズマにおける有性生殖開始機構の解明 | ||
2006 | 18年 | 重谷安代 | 東京大学海洋研究所先端システム研究センター・研究機関研究員 | 脊椎動物の頭部三叉神経堤領域とは何か?-ニワトリとカワヤツメにおける神経堤細胞とプラコ-ド派生物そしてナメクジウオにおける相同器官の形成に関わる遺伝子群の解析 |
松下敦子 | バ-ジニア大学心理学部・Research Scientist | 弱電気魚の時間差検出における神経回路の免疫組織化学的研究 | ||
2007 | 19年 | 佐倉緑 | 北海道大学電子科学研究所神経情報研究分野・学術研究員 | コオロギの闘争行動にかかわるクチクラ体表物質識別の神経機構の解明 |
2008 | 20年 | 日下部りえ | 神戸大学・プロジェクト奨励研究員 | 円口類ヤツメウナギを用いた骨格筋発生機構の進化に関する研究 |
笹川浩美 | 財団法人 国際科学振興財団 | ミツバチ類の社会性行動の発現・発達とその制御,および個体間コミュニケーションを司る行動解発因子に関する研究 | ||
前田美香 | 東北大学加齢医学研究所・教育研究支援者 | ゼブラフィッシュ脊髄一次運動神経の細胞体を,周期的に配置する機構についての研究 | ||
2009 | 21年 | 藤田愛 | 独立行政法人農業生物資源研究所 昆虫科学研究領域 | シロアリ類におけるセルラーゼ生産部位の進化と共生微生物の変化 |
吉川朋子 | 北海道大学大学院医学研究科・特任助教 | 卵巣に存在する概日時計の生理的役割の解明 | ||
2010 | 22年 | 中谷友紀 | 東京工業大学大学院生命理工学研究科・非常勤研究員 | 種の異なる魚類間で腹ビレの多様性をもたらすメカニズムの解明 |
柴田朋子 | マイアミ大学・博士研究員 | 動物の進化過程における再生様式の変遷 | ||
2011 | 23年 | 土原和子 | 同志社大学ニューロセンシング・バイオナビゲーション研究センター・嘱託研究員 | 有害物質の無毒化に関わる調節タンパク質の同定と機能解析 |
四宮愛 | 慶応義塾大学 法学部 自然科学(生物)・助教(有期) | 性決定機構の多様化をもたらす性関連遺伝子の種内変異 | ||
2012 | 24年 | 岩越栄子 | 広島大学大学院総合科学研究科・非常勤研究員 | 新規生理活性ペプチドの同定と機能解析 |
廣瀬慎美子 | 琉球大学理学部国際サンゴ礁研究ハブ形成プロジェクト・ポスドク研究員 | 刺胞動物の生殖巣形成と藻類伝達様式の多様性に関する研究 | ||
2013 | 25年 | 湯山育子 | 静岡大学 創造科学技術大学院・学術研究員(非常勤) | 共生藻の違いがサンゴのストレス耐性に与える影響 |
倉林麻貴 | 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター研究員(期限付) | カタユウレイボヤにおける生殖細胞分化関連遺伝子の機能解析 | ||
2014 | 26年 | 岡本朋子 | 独立行政法人 森林総合研究所・日本学術振興会特別研究員PD | 花の化学的プロフィールの変化が昆虫の行動に与える影響の解明 |
濱田-川口典子 | 東北大学大学院 生命科学研究科 脳機能遺伝分野・研究支援者 | ショウジョウバエ生殖幹細胞の増殖・分化を制御する新規シグナルの解明 | ||
2015 | 27年 | 稲木美紀子 | 大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻・非常勤特任研究員 | 細胞キラリティが左右非対称な内臓捻転を誘導する機構の解明 |
植木紀子 | 中央大学理工学部生命科学科共同研究員 / 東京工業大学資源化学研究所附属資源循環研究施設科研費教育研究支援員 | ボルボックス目の鞭毛運動から探る環境応答行動のしくみと変遷 | ||
2016 | 28年 | 太田茜 | 甲南大学大学院自然科学研究科生物科学専攻・日本学術振興会特別研究員RPD、非常勤講師 | 線虫の温度適応の制御機構 |
高浪景子 | 岡山大学大学院自然科学研究科牛窓臨海実験所・日本学術振興会特別研究員RPD | 痒みの進化とその生物学的意義の解明 | ||
2017 | 29年 | 夏堀晃世 | 東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野・主席研究員 | 動物の睡眠覚醒に関わる脳部位における神経細胞内ATP 変動の解明 |
山㟢敦子 | 筑波大学生命環境系・日本学術振興会特別研究員RPD | 棘皮動物の骨形成機構の進化に関する研究 | ||
2018 | 30年 | 宮川(岡本)美里 | 宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター・日本学術振興会特別研究員 PD | アリ類で進化した性決定機構における分子遺伝学的基盤の解明 |
小田(石井)いずみ | 京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻・特定研究員 | ホヤ胚発生における転写因子Zicの2種の結合配列を介した調節 | ||
2019 | 令和 元年 |
谷口順子 | 筑波大学生命環境系下田臨海実験センター・日本学術振興会特別研究員 PD | 棘皮動物研究から探る、脳と腸管神経系の関わりとその進化 |
蛭田千鶴江 | 北海道大学大学院理学研究院生物科学部門・理学研究院研究員 | ミジンコの単為生殖機構の解明から減数分裂の成立過程を探る | ||
2020 | 2年 | 内田有希 | 奈良女子大学 研究院生活環境科学系・助教 | メントールによる褐色脂肪活性化に対するエストラジオール作用メカニズムの探索 |
竹田典代 | 広島大学 大学院統合生命科学研究科・日本学術振興会特別研究員RPD | 光刺激を介したクラゲ卵成熟誘起ホルモンの同定と配偶子放出機構 | ||
2021 | 3年 | 小林知里 | 東北大学生命科学研究科・日本学術振興会特別研究員RPD(令和3年3月終了予定) | 植食性昆虫における寄主植物の脈切り・溝切り行動の多様な適応的意義の解明 |
香月雅子 | 東京大学農学生命科学研究科・ 日本学術振興会特別研究員RPD | 昆虫における性選択によるオスの形態・行動の進化 | ||
2022 | 4年 | 堀沙耶香 | 東京女子医科大学 統合教育学修センター 基礎科学・任期付き講師 | 逃避行動最適化の性差を生み出す原型シナプス回路モデルの構築 |
池上花奈 | 東京大学 理学系研究科・日本学術振興会 特別研究員 PD |
体成長を感知し性成熟を促す魚類神経メカニズムの解明 |
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2023 | 5年 |
徳岡(小林)三紀 |
日本学術振興会 特別研究員 RPD | 動物初期胚において発生運命決定をおこなう遺伝子発現調節システム |
石井 悠 | 日本学術振興会 特別研究員 PD |
刺胞動物と共生藻の細胞内共生に関わる遺伝子の機能解析 |
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2024 | 6年 | 木矢星歌 | 金沢大学特任研究員(学振特別研究員 RPD) |
活動依存的なドーパミン神経の機能変化による記憶制御機構 |
松村律子 | 山口大学時間学研究所助教(テニュアトラック) |
哺乳類の概日時計分子機構における新規機能ユニットに関する研究 |